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土 佐 の 神 楽 ( 本 川 神 楽 )



    とさのかぐら (ほんがわかぐら)



   重要無形民俗文化財                指定年月日 : 昭和55年 1月28日
                                          【 昭和38年7月5日 : 高知県保護無形文化財 】



   高知県吾川郡いの町 本川各神社  ・  本川神楽保存会      (本川村は、伊野町、吾北村と合併して、いの町に)



   国指定土佐の神楽のひとつ。
   藩政期には、旧本川村と現大川村の一部の小村を合わせた区域を本川郷と称し、古くは本川郷内の冬祭りに
  奉納されていた。
   座つき、神迎え、しめの舞、座堅め、初穂よせ、山王の舞、相舞、幣、般若、しがみ、折敷、剣、鬼神争い、長刀、
  やたの舞、神送りの演目があり、座堅めは柴つるぎ、柴、柴こき、法合わせ、扇の手に、鬼神争いは樵(きりこ)の舞、
  姫の舞、かげんの舞とに各々細分される。
   従来九州より伝授され中野川の桟敷岩で舞ったに始まるとされていたが、新資料により大永3年(1523)ごろ中野
  川に落着した宗教者高橋氏一族によってもたらされたことが明らかになった。
   11月14日大森八幡宮、15日長沢白髪神社、16日越裏門白髪神社などで奉納される。



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