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土 佐 の 太 刀 踊 ( 蓮 池 太 刀 踊 )



   とさのたちおどり (はすいけたちおどり)



   高知県保護無形民俗文化財             指定年月日 : 昭和40年 6月18日



   高知県土佐市蓮池 西宮八幡宮  ・  蓮池太刀踊保存会



   10月31日、西宮八幡宮秋祭りで奉納される。 かつては宵宮にも奉納されていたが、現在は祭日のみ。
   社殿での祭典執行と並行して境内で演じる。 神幸では、天狗面に続いて踊り子たちは列をなして、旅所の注連
  縄(しめなわ)を切る。 旅所からもどって再度踊るが、ここでは演目のすべては演じない。
   服装は、全員縦縞の袴、白上衣、白鉢巻、黒足袋、草鞋(わらじ)で2人相対しての横列。
   えなぎなた、ごほう、くずし、車太刀、忠臣蔵、違え太刀、まぬき、しのぎ、源氏平家、清盛、引きおどりの11通りの
  演目があり、太刀のほかザイ棒を手に踊る演目もある。
   踊り子のなかに鉦(かね)1名、締太鼓1名がおり、これが楽器であり、音頭は列外にあって歌うが、歌詞は各演目ご
  とに異なる。