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土 佐 の 太 刀 踊 ( 磯 ノ 川 太 刀 踊 )



   とさのたちおどり (いそのかわたちおどり)



   高知県保護無形民俗文化財             指定年月日 : 昭和40年 6月18日



   高知県四万十市磯ノ川 天満宮  ・  磯ノ川太刀踊り保存会



   旧暦9月26日、磯ノ川天満宮秋祭りに境内で奉納される。
   演目は、9通りあるが、4通りは演目呼称が伝えられてなく、伝えられているのは、3番から7番にかけて演じるスク
  イ、サタオドリ、イタダキ、エガヤシ、テツポウダメの5種である。
   2人の音頭によるイリハに続いて9番まで太刀のみによって踊られる。 太鼓打ちは、派手な衣装に化粧をした幼
  児で、踊り子はこれを中心に輪になって踊る。
   幡多地方では、唯一県指定の花取踊り(太刀踊り)であるが、この地方では鳥毛の冠り物や武者姿の袴着ではな
  く、浴衣や平常着の着流しで踊られる特色がある。 従って、手足の動きがそのままに見ることができ、跳躍的印象
  を深くする。