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土 佐 の 太 刀 踊 ( 葉 山 村 花 取 踊 )



   とさのたちおどり (はやまむらはなとりおどり)



   高知県保護無形民俗文化財             指定年月日 : 昭和44年 8月 8日



   高知県高岡郡津野町  ・  葉山村花取踊り保存会



   毎年、10月28日秋の三島神社祭、10月29日津野神社祭、11月4日神社祭に奉納される。(日の変更あり)
   演目は、庭はらい、先なぎなた、えつけ、脇ばらい、はさみ、一つ切り、養老、後月、切り分け、違え太刀、えだし、
  切すて、ひけは、行列がある。
   このうち歌詞が固定されているのは、庭はらい、先なぎなた、ひけはの3演目で、他はこれらの歌詞を適宜用いる。
   踊り場には磐を敷き、大太刀、小太刀が1組となり、主として円陣で踊られる。長袖の襦袢(じゅばん)に襷(たすき)
  け、伊賀袴に白足袋袋、背中に5色の布を垂らす。 大太刀のみ鳥毛をかぶる。 小太刀は鳥毛をかぶらず鉢巻を
  して太刀と鎌とを持つ。
   鳥毛踊りの花取踊りは、須崎市から梼原町、さらに仁淀村(現:吾川郡仁淀川町)にまで及んでおり、高岡郡地方
  の豪族津野氏文化圏の一つの特色をなしている。
   葉山村は東津野村と合併して、現在は津野町になっている。