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土 佐 の 獅 子 踊 ( 赤 野 獅 子 舞 )



   とさのししおどり (あかのししまい)



   高知県保護無形民俗文化財             指定年月日 : 昭和44年 8月 8日



   高知県安芸市赤野  ・  赤野獅子舞保存会



   10月19日、赤野大元神社秋祭りの神幸が、旅所である住吉神社に着くと、近くの浜辺で奉納される。
   テガイ獅子であるが、その演出が素朴でユーモラスな点に特色があり、県下の獅子舞のなかでもっとも土俗的
  である。
   大元神社祭礼は氏子圏が8組に分かれており、各組が順番に神輿(みこし)担ぎと獅子舞を出すことになっている。
  従って各組の青年たちがさまざまな工夫を凝らしてその技を競うことになる。
   その面白さは獅子を起こすテガイ子の扮装にあり、それが」飛脚であったり、野良着姿の農民夫婦であったり、
  その数も1人であったり、3人であったりする。 その扮装に応じた仕草を面白おかしく演じながら、伏している獅子
  を起こし、荒れる獅子を制するように舞い終わる。
   7月22日、23日の夏祭りにも行われる。