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手   結   盆   踊



   ていぼんおどり



   高知県保護無形民俗文化財             指定年月日 : 昭和54年 4月 1日



   高知県香南市夜須町坪井 ・ 手結盆踊り保存会



   8月15日、夜須町ヤ・シィパークで 行われる。
   踊り場中央に据えた台には、黒袴に鉢巻の男子、浴衣に菅笠の女子の数組が踊り、これを取り巻いて2重、3重
  の外輪円をなしているのが老若男女の踊り子で、子供はハッピに草履、大人は浴衣姿である。この外輪の外に高
  い櫓(やぐら)があり、太鼓打ち、拍子木、音頭と囃子がいる。 踊り場中央にあった櫓が現在位置に移されたのは、
  昭和40年ごろからである。
   踊りは、コッパ、クロス、ミアイ、花取りの4通りで、コッパ、クロスは1列の輪踊り、ミアイ、花取りは男女相対して
  の踊りである。 特に花取りは、高知県の代表民俗芸能花取踊りが、元来盆踊りの一演目であったことを示す注目
  すべき資料である。
   なお、後日手結真行寺境内でも有志たちによって踊られる。