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高    知   城    跡



   こうちじょうあと



    国指定 史跡           指定年月日 : 昭和34年 6月18日
               ( 追加指定  平成19年7月26日・平成21年7月23日 )



   高知県高知市丸ノ内  ・  高知県
                                                              三 ノ 丸


   高知城は大高坂城ともいい、南の鏡川と北の江の口川にはさまれた扇状地の中央部に位置する独立丘陵
  大高坂山とその山麓一帯を城域とする。
   南北朝時代には、南朝方の中心となった大高坂氏がここに拠り、戦国時代、長宗我部元親も天正16年(1588)
  岡豊城(現:南国市岡豊町) から移って3、4年居城した。
   その後、長宗我部氏に代わって国主となった山内一豊は、慶長6年(1601) この地に築城にかかり、慶長8年本丸、 
  二ノ丸が完成すると浦戸城(現:高知市浦戸) から移り、以後歴代土佐藩主山内氏の居城となった。
   明治の廃藩後、城内の多くの建物は破壊売却されはしたが、現在天守をはじめとする建物が残り、国重要文化
  財に指定されている。
   近年の発掘で、南北朝時代の遺構、遺物などが出土した。

   平成19年7月26日に「西堀地区」、平成21年7月23日に「北曲輪地区」がそれぞれ追加指定された。

  ※ 平成25年11月15日に「西堀跡とその一帯」を追加指定するよう文化審議会に答申を受けている。 → 文化庁報道発表資料(平成25年11月15日答申)へ


  ※ 発掘の詳細は、伝御台所屋敷跡史跡整備事業に伴う発掘調査報告書(埋蔵文化財センター 発掘調査報告書第21集)、
              丸ノ内緑地試掘確認調査報告書(埋蔵文化財センター 発掘調査報告書第96集)、
              三ノ丸石垣整備事業に伴う発掘調査報告書(埋蔵文化財センター 発掘調査報告書第114集)  へ

     (
高知県立埋蔵文化財センターHP → 情報管理DB → 埋蔵文化財発掘調査報告書 → 番号23、108、126 )



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