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入   野   松   原



   いりのまつばら



    国指定 名勝           指定年月日 : 昭和 3年 2月17日



   高知県幡多郡黒潮町入野  ・  農林水産省
         


   入野県立公園の一部。
   延長4kmの白砂の入野浜の背後の松原で、長宗我部時代の防風の植林に始まるという。
   松原は、クロマツを主とする国有林で、古来、捕植もしながら、見事な景観を維持してきた。 近時も松くい虫の
  被害がみられ、老松の減少も目立ち、その対策に努めている。
   浜は遠浅であるが、沖出しと称する離岸流の発生があり遊泳は危険だが、尊良親王の妃にまつわる伝説のあ
  る小袖貝の生息が知られる。
   土佐西南大規模公園の主要部であり、砂浜でのマラソン、砂像作りなどのイベント、沖合いのホエールウオッチ
  ングも有名になった。