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八 束 の ク サ マ ル ハ チ 自 生 地



   やつかのくさまるはちじせいち



    国指定 天然記念物                  指定年月日 : 昭和 3年 1月31日



   高知県四万十市山路 曽我神社  ・  曽我神社
         


   クサマルハチは、紀伊半島南部、四国南部、九州南部から沖縄、台湾、中国に分布するヘゴ科のシダで、高知県
  では東洋町や四万十市に分布している。
   茎は、高さ10cm内外で常緑の葉は通常長さが1m前後、時に大きいもので2mに達するものもある。
   幹をつくらないので、ヘゴ科としては珍しく木生とならない。
   四万十市山路、曽我神社境内に自生地があり、周辺はスギ、ヒノキの植林で、国道に近接した場所ではあるが、
  生育地の環境としては適当である。
   現在もやや湿潤な土地を好む数種の暖地性のシダ類とともに生育している。