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   やまね



    国指定 天然記念物                 指定年月日 : 昭和50年 6月26日



   地域を定めず指定
         


   ネズミ目(齧歯(げっし)目)ヤマネ科に属する夜行性の小動物。 1属1種で、日本固有種。
   本州、四国、九州に分布するが、四国では高知県と徳島県に産する。
   体はネズミに似るが、脚は短い。 頭胴長は7cm前後で、尾の長さは5cm前後。尾はネズミより太くてやや平らで
  あり、長い毛を備え、中央部から先はふさ状。 一般に、頭頂から尾の付け根にかけての背中の正中線上に黒褐
  色の帯があるが、これを欠くこともある。
   森林で樹上生活をし、果実や種子、小型の昆虫を食べる。
   樹木の洞や小鳥の巣箱の中に巣を造って冬眠するが、時に神社や人家の屋根裏で冬眠中の個体が見つかり、
  人々を驚かせる。