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南 国 市 桑 の 川 の 鳥 居 杉



   なんこくしくわのかわのとりいすぎ



   高知県天然記念物                   指定年月日 : 平成 5年 4月 1日



   高知県南国市桑ノ川 地主神社  ・  桑ノ川部落
         


   地主神社の参道石段をはさんで2本のスギがある。
   社殿に向かって右側のスギは樹高約40m、胸高周囲約6m、左側のスギは樹高約30m、胸高周囲約3.6mで、樹齢
  は300年以上経過していると思われ、樹勢は旺盛である。
   地上4〜5mの部分で一方のスギから約3.2n水平に伸びた枝が、他方のスの幹に連結する、いわゆる連理の形に
  なっている。 連理そのものは時々みられるが、このスギのような規模の大きいものは珍しい。
   地元では、「鳥居杉」、「生き鳥居」あるいは、「連理杉」と呼んでいる。
   神社の周囲には、アラカシ、カゴノキ、サカキ、ヤブツバキなどの暖温帯常緑広葉樹も生育している。