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安  和  の  大  ナ  ギ



   あわのおおなぎ



   高知県天然記念物       指定年月日 : 昭和37年 1月26日



   高知県須崎市安和 (あわ)  ・  須崎市
         


   須崎市安和の岡在家の地蔵堂境内にあるナギの大木は、胸高周囲
  約3.4m、樹高約25m、樹齢約500年と推定されている。
   ナギの大木は、県内でもいくつか知られているが、安和のナギはそのうち最も大きなものである。
   ナギはマキ科に属している。   わが国にはマキ科の植物はナギの他にイヌマキが分布しているだけであるが、
  南半球には多くの種が生育している。
   ナギの葉はだ円形に近い形をしているが、この葉を横に引き裂くことは大変難しい。 ナギのことを別名チカラシバ 
  またはベンケイノチカラシバと呼ぶのは、この葉の裂けにくい特性からきたものであろう。