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ア  コ  ウ  自  生  地



   あこうじせいち



   高知県天然記念物       指定年月日 : 昭和24年 1月18日


 
   高知県土佐清水市大津 氷室天神宮  ・  土佐清水市
         

 
   アコウはクワ科イチジク属の植物で、一般には亜熱帯植物と考えられているが、紀伊半島、四国、九州の沿岸
  地域にも分布し、高知県でも西南地方の海岸地域ではさほど珍しい植物ではない。
   以前は、当地に根元周囲約7m、樹高約16mのアコウの巨樹があったが、平成10年6月に強風のため倒伏した。
  その後、鉄鋼製の支柱により地上角度30度程度に支えられていたが、平成15年8月に台風通過後の吹き返し強
  風により、支柱から吹き落とされ幹の中央部は倒壊した。
   写真は、現在の自生地の様子である。