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土   佐   闘   犬



   とさとうけん



   高知県天然記念物                  指定年月日 : 平成 6年 5月20日



   高知県全域
         


   幕末から明治維新にかけて、闘犬競技のために、土佐犬(とさいぬ) とブルドック、マスチーフ等を交配してつくられ
  た品種。
   頭は大きい。 耳は比較的小さく、垂れている。 箱口の強力な顎と、大きく角張った黒い鼻をもつ。
  頸部(けいぶ)が太く、胸は広い。 四肢は長く、被毛は短く密生し倒れている。
   昭和8年に全国的な組織として土佐犬普及会が創立され、数年後に品種として固定された。
   戦時中は飼育が困難となり、戦後は全国に約20頭しか残っておらず、高知県では全滅した。
  戦後、大阪から逆移入され、現在、県内に約300頭。
   闘犬としてのみならず日本を代表する愛玩犬として世界的に有名。