
校内研究計画
1 研究主題
確かな学力をめざして
学ぶ意欲を生み育む学習過程の創造
2 主題設定の理由
(1)研究経過
本校では、これまで心豊かで、たくましく生きる力を身に付けた児童の育成をめざし、一人一人に学習に対する意欲化を図りながら、友だちとともに主体的に学び合っていく授業実践を積み重ねてきた。平成17年度から3年間は、高知県学力向上フロンティア事業の指定を受け、算数科に焦点を当て、授業改善を目的とした実践的研究や、生活部と連携を図りながら児童の生活や児童理解についての研修に取り組み、基礎学力の定着と学力の向上を図ってきた。さらに、平成20年度からはそれまでの研究を継続し、3年間の文部科学省学力向上実践研究推進事業の指定を受けて取り組んできた。
具体的には、次のような観点から授業改善を行ってきた。
・ブロックごとの付けたい力の明確化
・研究主題達成のための自己テーマの学級経営への位置付け
・主体的な学びになるための視点の設定
・学習過程の明確化(授業における6つの取り組み)と
授業検証による学習過程ごとのまとめ
・年間講師招聘による研修
・各種調査アンケートによる分析、検証
低・高学年ブロックごとに付けたい力を明確におさえたうえで、個々が自己テーマを設定し、学習の基盤となる学級経営と実践研究とが関連をもって進めるようにしてきた。また、問題解決学習の学習過程の見直しを子どもの側から捉え直し、「主体的な学びになるための視点」として、「算数的表現力の育成」「関わり合いによる思考力の育成」「知的好奇心の喚起」の3点に焦点をあてた。学習過程を意図した実践と「主体的な学びになるための視点」を授業研究に位置付けることで、授業改善を進めてきた。
平成19年度までは「学習意欲を高める算数科の授業づくり」というサブテーマを設定し、「関わり合い互いに高まろうとする子ども」の育成をめざした実践研究を中心に行ってきた。児童の思いや
考えを互いに認め合い、意欲的な活動を引き出し高めていく場を教師が意図的に設定し、授業の終末に向けて知的好奇心が高まるような授業づくりに取り組んできた。その中で、教師がこうなって欲しいと、常にレベルを高めていける授業をめざせるようになり、児童の算数に対するおもしろさの意識に広がりがみられるようになってきた。さらに20年度からは、1単位時間(45分)の授業改善を主眼にし、サブテーマを「学ぶ意欲を生み育む学習過程の創造」とした。児童の学習意欲は授業の中でこそ生まれ育まれるものであり、確かな学力の基礎となるものであるという認識により、研究はさらに具体的なものとなり、その成果は、実態把握のデータや授業力の向上という点において顕著に表れてきている。
一方、国語科についても、全校の課題(「話すこと・聞くこと」「読解力」)と捉え、系統的に力をつけていく必要が見出された。そこで、講師招聘研修(本校の課題に即した模擬授業や講話)を3年間継続して行い、授業改善のあり方を実践的に学んできた。教師の授業改善への意識も高まり、徐々に改善の様相が見られるようになってきた。また、朝の読書10分間、国語タイム10分間(視写、言葉、漢字やローマ字、調べ学習)を週程表に、「『ことばのきまり』を活用した時間」を時間割に位置づけ、実践していく中で、具体的な内容や手立てについても共通理解を図りながら取り組んできた。さらに、国語力を総合的に付ける学校図書館についても、学校全体で改善をし、学校図書館利用の指導の在り方についての見直しを図り、豊かな教科指導が行えることをめざしている。
(2) 授業改善(算数科を中心として)
教師自身が、学習過程のどこに自分の課題があるのかということを全体で述べ合うことで、自他ともに明確な授業課題をもって取り組むということを継続してきた。それぞれの学習過程の大切さを認識し、自己課題となる学習過程への意図的な取組が行えていることが、毎学期の反省でもうかがえた。
思考の共有Ⅰ、Ⅱという本校独自の取り組みについては、児童もその過程に学習の楽しさを感じ、友達とともに学ぶということが授業の中で大切に扱われており、学習意欲につながっていることがわかった。特に、思考の共有Ⅱは「鑑賞、よさを感得する」という意味において、この過程が算数の使命であり、分かりつつある楽しさや学ぶ喜びが児童の姿を通して感じられるようにということを念頭において実践を積んでいる。
また、「自力解決」の過程においては、昨年度学校全体として見た場合に、まだ一人一人が「いろいろなやり方で解いてみよう」という意欲が見られない、言わば「本気の自力解決になっていないのではないか」という課題も見出された。一人一人が多様な解決をめざしてこそ、次の過程での思考の共有が広がりや深まりのあるものとなる。「本気の自力解決を」「一人一人が多様な解決を」ということに重点的に取り組む中で、児童の姿を想定した教師の指導と評価を一体化させた言葉かけによる支援が大切であることが認識された。個別支援よりもむしろ集団の質を高める支援を積極的に多く行い、集団で学んでいることのよさを生かすように心掛けてきた。さらに、昨年度の後半からは、友達同士の学び合いの場も設定し、友達と学ぶよさを実感させながらこの課題に取り組んできた。
また、授業の終末での一般化に向けた活動として、活用問題を位置付けていることで、児童の学習活動や教師の指導に対する評価の場がもて、次の時間の学習活動へとつなげることができている。この場を確保するための授業の時間配分や活用問題としての適切な内容についても、実践を通して検討してきた。
一方、昨年度からは、個と集団の両面から学びの改善を図るために、さらに6つ目の学習過程として「自己評価」を加え、これまでの算数日記を「学びの改善」という視点で捉え直すようにした。
(3)生活改善
生活部においては、『生き生きと学校生活を送り、学習に集中させるために、自分の生活に目を向け、基本的な生活習慣を身につけさせる。』ことに主眼をおき、生活カード等で児童の生活実態を把握するとともに、食と睡眠の授業や児童理解研修を中心に取り組んでいる。また、学校生活が意欲的に運営されるよう、縦割り班掃除、ランチルームでの給食、学校生活のきまりについても、常に見直しを行いながら取り組んでいる。とりわけ、昨年度からは、食と睡眠という課題が明確になり、そこに焦点を当てた授業を行うことにより児童の側からの生活改善を図ろうとしてきた。
(4)実態把握より
① 学習部
ブロックごとの付けたい力を明確にし、個々が研究テーマの達成を図るために、自己テーマを設定し、学習の基盤となる学級経営と実践研究が関連をもって進められるようにしてきた。児童一人一人や学級という集団の両面から的確に把握し、授業改善を行ってきた。授業改善を図る視点として、「知的好奇心の喚起」「算数的表現力の育成」「関わり合いによる思考力の育成」の3点に焦点をあて、授業が主体的な学びの場になっているのかということについて考察し、授業のまとめを行った。さらに、それをもとに次の実践に向けて改善指導案を作成することで、実践を見直す中でその教材の価値を認識することができた。
児童の実態把握のために、学期ごとに「算数すいすいアンケート」(学習意欲を見る)や「単元テスト」や「チェックテスト」を実施し、「標準学力調査」「全国学力・学習状況調査」と合わせて行ってきた。学級の実態や課題について共通理解を図り、その手立てについて話し合いをし、次の授業改善への足がかりとしてきた。「算数すいすいアンケート」の結果からは、算数の授業について肯定的にとらえている児童がどの学年も多く、各学級1~2名の児童への配慮が必要であるという状態である。また、友達と学ぶ楽しさを感じ意欲的に学習に参加している児童の姿がどの学級からもうかがえるが、「自分の考えが表現できている」という項については、どの学級もおよそ50%程度の児童しか「はい」と答えていない。平成20年度より、「確かめ」という項を設定し、「表現」ということは、発表だけを指すのではないということを確認した。自力解決の際の操作も表現であり、図や式を書いたり、なぜそう考えたのか、その数値は何を表わすのかというようなことを書いたりすることも表現を指すものである。このことを、児童も教師も意識し、授業の際の支援としても行うようにしてきた。
一方、全校の課題ととらえられた事柄については、校時表に位置付けて全校一斉に取り組むことや、日々の算数科の授業の補充の時間を「チャレンジタイム」として設定していることで、実態把握したことを生かす時間と場の保障ができるようにしている。その内容や学習形態については創意工夫をし、児童の学習意欲を高め、学力の向上につなげていかなければならない。
【平成21年度 各調査による児童や指導の実態】
ア 全国学力・学習状況調査における平均正答率は、国語 68、3 算数 70、4と数値的に安定してきているが、児童の質問紙からは、「グループで調べる活動」「自分の考えを発表する機会」「算数ノートの取り方」についての課題が明確になった。
イ 標準学力調査(2~6年で実施)では、全校の平均は国語 80、4 算数 88、0と全国学力・学習状況調査と同様に数値的には安定してきている。課題としては、4年生の国語科における「話すこと・聞くこと」「読むこと」があげられた。
ウ 算数の学習意欲を見るアンケート(算数すいすいアンケート)では、肯定的にとらえている児童の割合が増えており、自分の考えを表現し、図や式、操作で確かめ、友達をわかろうとしており、考えることが楽しいと感じている児童の姿が把握できた。
エ 学習の重点内容の理解をみるチェックテストや単元テストでは、各学年・学級の個々の学習実態を把握し、手立てが必要な児童についての共通理解を図ることができた。また、これまで継続して行ってきた結果、学年で特に重点的に取り組む内容が明確になり、意図的、計画的な取組を行うことができた。
また、国語科においては「話すこと・聞くこと」「読解力」の育成が課題であったが、次の3点に取り組み、徐々に改善の様相が見られるようになってきた。
1)講師招聘による研修を継続し、授業改善に向けた模擬授業を通して授業力をつける。
2)朝の読書、国語タイムの週程表への位置付け(毎日10分間ずつ)により、基礎学力の定着を図る。
3)学校全体で学校図書館の改善を行い、参考図書類の活用や学校図書館利用の指導のあり方の見直しを図る。
今後さらに、学校図書館利用による豊かな教科指導が展開され、「話すこと・聞くこと」「読解力」の育成が広い視野で考えられるような取組へと発展させていきたい。
全校的な取り組みとして行っている「算数わくわくチャレンジ」や「算数ノート展」も、児童の算数に対する興味・関心を高めており、今後も、児童に算数の世界を楽しむ経験を積み重ねさせることができる学習過程や取り組みを創造し、児童のよりよい成長を育んでいきたい。
② 生活部
「一日の始まりである朝の生活をよりよくスタートさせることで、学習に集中し、生き生きとした学校生活が送れる子ども」を育てるために、学期ごと3回にわたって生活調査を実施し、生活リズムを見直す機会とした。生活調査は、①夕べは決められた時間(低学年9時・中学年9時30分・高学年10時)までに寝た ②6時30分までに起きた ③朝ごはんを食べた ④昨日テレビを見た時間 ⑤昨日ゲームをした時間 ⑥家で勉強した時間の6項目である。1週間点検を行うことによって生活を振り返り、児童やお家の人にも生活習慣の大切さを意識してもらうようにした。また、「児童の生活や気持ちについての実態把握を行う」ために、生活いきいきアンケートを6月に実施した。考察をしてみると、次の点に着目することとなった。一つ目は、朝食を食べる習慣は90%と高いものの、食欲がないという児童が多く、就寝時間の遅さから体が起きていないことが原因となり、生活全般の意欲の低下につながっているのではないか。二つ目は、80%の児童が6時30分までに起きているが、すっきり起きている子どもは40%と少なく、睡眠時間の減少が起因しているのではないかということである。
そこで、生活調査と生活いきいきアンケートの結果から見えてきた課題、『食と睡眠』について、全学年の発達段階に応じた<食と睡眠の授業>や、<親子で聞く睡眠についての講演会>を行い、児童もお家の人も自分たちの生活を振り返り、少しでも改善していけるように取り組んでいった。「副菜はいい働きがあるということがわかりました。主食と主菜と副菜がそろっているか家族で考えるようになりました。」(4年生:食の授業)、「眠らないと元気もでないって思いました。体の中で栄養ができるって知りませんでした。」(1年生:睡眠の授業)、「改めて睡眠の大切さを思い知りました。今日から実行です。」「子ども中心の生活にしたいです。子どもと一緒に聞けたことがよかったです。」(保護者:親子で聞く睡眠についての講演会)などの感想が寄せられ、関心の高さを感じることができた。今後も、食と睡眠のことを意識させる手立てを工夫していきたい。
(5)本年度の研究について
そこで、本年度の研究では、昨年度までの実践研究と学習状況を踏まえ、児童の学ぶ意欲は授業においてこそ生み育まれるものであるということを念頭に置き、本校の授業における「主体的な学びになるための6つ学習過程」をさらに充実させていく。学ぶ意欲を生み育む授業を行うということは、児童にとって自分に合った学び方を身に付けることや友だちと主体的に考える原動力になるとともに、学習内容の知識・理解の習得や筋道立てて考える力(数学的な考え方)の育成に結びつくものとして捉えている。6つの学習過程と学ぶ意欲の相互関連を図り、よりよく学ぶ児童の育成をめざすことで、算数的活動の中で育まれる思考力・判断力・表現力の育成につなげていきたい。
本年度も算数科の研究を重点とし、これまでの研究のさらなる充実を図っていく。そのためには、各種の調査により児童の実態を把握し、どのように授業改善を行っていくのかということについて共通理解を図りながら取り組んでいかなければならない。
また、基礎学力の定着と学力の向上を図るための「質と量」という観点から見た家庭学習やその習慣化については、生活部による実態把握とともに検討していかなければならない。自学ノートへの取組についても定着や改善の工夫が必要である。
一方、生活部においては、学習への意欲や集中力を高める基盤となる生活習慣を身につけさせるため、「食と睡眠の授業」と「生活調査(生活カード)」を関連させながら重点的に取り組んでいくことにした。
食と睡眠についての授業は、各学年、食の授業1回・睡眠の授業1回を実施し、昨年度作成した指導案及び実施した授業の板書写真を基にしながら、児童の実態に合わせた授業を展開したいと考えている。事前研では、学級担任・養護教諭・栄養教諭等が打ち合わせを行い、教材等の準備物は生活部で用意する。次に、授業研では、養護教諭及び生活部長は全授業を参観し、板書の写真を残していく。そして、事後研においては、授業後に関係者で協議を行い、本時の指導案を協議内容とともに次年度へ残していくようにする。そこで、大切になってくるのが、食と睡眠についての授業が子ども達の生活に反映されているのかということである。昨年度、睡眠についての授業後生活調査を行ったところ、〈決められた時間までに寝た・6時30分までに起きた〉の項目において「守れた」という児童が増えていたという成果があった。生活調査はほぼ毎月実施するが、食と睡眠についての授業を行ったときは授業後に生活調査を行い、授業が生かされているか否かを検証する評価資料としても活用したいと考えている。また、生活調査は、〈寝た時間・起きた時間・朝ごはん・排便・家庭学習〉の5項目について調査集計していく。特に、朝ごはんに関しては、「ごはん・パン・麺」「魚・肉・卵・納豆など」「野菜」(主食・主菜・副菜)+「みそ汁・スープなど」の4種類のバランスがとれているかを意識してもらうために、4つの調査項目を設けた。
いずれにしても、実態を把握し結果を返すことによって、児童やお家の人に望ましい生活習慣の定着を図っていきたい。
学校と家庭で共通理解を図り取り組んでいけるよう、今後も校内の学習部、生活部の2つの部会がそれぞれの特性を生かし、研究主題の達成を図っていかなければならない。
3 授業・生活改善の力点
4 研究の構想図
5 授業研究の内容と方法
(1) 研究内容
・主体的な学びになるための視点の活用
「知的好奇心の喚起」「算数的表現力の育成」「関わり合いによる思考力の育成」
・低・高ブロックごとの付けたい力の明確化
・研究主題達成のための自己テーマの設定(学級経営への位置付け)
・6つの学習過程に着目した授業改善
「問題の構成と把握」「自力解決」「思考の共有Ⅰ」「思考の共有Ⅱ」
「一般化に向けた活動(活用問題)」「自己評価」
・全国学力・学習状況調査 及び CDT(2~6年)、単元テスト(1~6年)の分析と活用(昨年度まで使用してきたチェックテストも、つまずき克服に使用する。)
・算数すいすいアンケート(各学年の実態に応じて望ましい姿に向けた内容に改善)による学習意欲の実態把握と活用
・国語科の授業改善(聞く・話す、読解力→言語力の育成)
・家庭学習の「質と量」について、生活部(家庭学習時間の把握)と学習部(4年以上、自学ノートの手引の作成)の連携による取り組み
・授業研究及び理論研究
講師 鳥取大学地域学部長 矢部敏昭先生(全体講師)
江陽小学校校長 片岡忠三先生(国語科)
高知大附属小教官 古谷仁先生
高知市立泉野小学校 指導教諭 永野由美子先生
南国市立十市小教諭 和田明先生
特別支援学級の講師
(2) 研究方法
① 算数科の授業研究(4名の講師招聘)
・ブロック研(1学期)及び 研究大会(11月20日)
低(1・2年)、中(3・4年)高(5・6年)、特別支援(すみれ・ひまわり・たんぽぽ)の4ブロックで全員の教員が行う。
指導方法工夫改善・児童生徒支援・学力向上支援・体力向上支援が、どの授業に入るかについては児童の実態等を考慮し決定する。
【ブロック研】…1日日程で、1~6年実施。特別支援学級は日時を検討して実施。
1・2校時 高ブロック授業 3校時 事後研(県内講師)
2・3校時 低ブロック授業 4校時 事後研(県内講師)
5・6校時 中ブロック授業(4A・Bは同時に行う。)
15:15~16:00 中ブロック事後研(県内講師)
16:10~16:45 全体研修(授業について、発表会に向けて)
【研究大会】
全員が公開授業を一斉に行う。
指導方法工夫改善、児童支援、支援員の授業の入り方は、児童の実態や教材への取組などを考慮して決定する。
分科会をブロックごとにもつ。
指導案は全体に配付する。
事前研、研究大会での分科会は、ブロックで行う。
授業記録など、事後研までの記録をひとまとめにして、研究主任に提出する。
教材研究に使った資料や会の記録、指導案などは学年のファイルにまとめておく。
・記録
事前研‥児童の実態、「主体的な学びになるための視点」の活用、協議内容など
授業研‥指導案、発問、手立ておよび児童の反応、板書、教具の活用など
事後研‥目標達成と手立て、協議内容など
・指導案
学習過程は「問題の構成と把握」「自力解決」「思考の共有Ⅰ」「思考の共有Ⅱ」「一般化に向けた活動(活用問題)」「自己評価」の6つとする。
「問題の構成と把握」では、児童とともに学習課題を設定する。
「自力解決」においては、集団の質を高める支援を主体に行い、個別支援は少なくする。支援と評価の一体化を図る。自力解決の途中から友達同士の学び合いの場面を設定する。
「思考の共有Ⅰ」では、児童の疑問や問いに寄り添い、共有の内容を明確にする。
「思考の共有Ⅱ」では、この場が算数の使命であるという認識をもち、分かりつつある楽しさや学ぶ喜びが児童の姿を通して感じられるような場にする。
「活用問題」により、児童の学習評価と教師の指導の評価をする。
「自己評価」は学級の実態に応じて、児童の学びの改善に向けた内容で1~2行書かせる。
② チャレンジタイム
・算数科の授業の補充を主体とし、基礎学力の定着と学力の向上を図る。
・単元テストで、定着率の低い問題の擬似問題を解き、定着を図る。
・水曜日の5校時に行う。
・内容‥算数科における各学年の課題解決や、授業の補充を行う。
・年間計画(算数科)を見直し、効果的な活用を図る。
③ 校時表に位置付けた取り組み
ア 朝の読書(全校集会日以外) 8:15~8:25
イ 国語タイムの内容(視写、漢字やローマ字、調べ学習、ことば)
8:25~8:35
月 調べ学習(参考図書類の活用)
水 視写
木 ことば
(1~4年生:地域の方の読み聞かせ、フッ素洗腔があるため、内容は学年裁量)
金 漢字(ローマ字)
ウ 算数タイム(主として、計算練習) (月~金) 1:50~2:00
前学年の課題となっている内容(アラカルト問題など)や練習量の不足を補う。
エ 時間割表に1時間「『ことばのきまり』を活用した学習の時間」を位置付ける。
副読本として、「ことばのきまり」(年間 1冊)を活用する。
国語科の位置づけで行う。
④ 実態把握とその活用
ア 算数すいすいアンケート(学期ごとに実施)
イ 単元テスト(年度当初は、前学年のチェックテストを行い、その後は単元テストを実施)
ウ 全国学力・学習状況調査(6年)
エ CDT(2~6年)
⑤ 算数教室(すいすいランド)の活用
主に、5,6年生の少人数指導に活用
⑥ 全校算数わくわくチャレンジ(クイズ)の実施
11月と3学期に実施
⑦ 国語科の研修(講師招聘研修)
模擬授業及び講話
⑧ 家庭学習
「自学ノートの手引き」の活用(4~6年)
⑨ 算数ノート展
児童のノートへの関心・意欲の向上を図る。
1学期は自学ノート展示を行う。
2・3学期は本年度の児童の算数ノートを展示し、紹介する。(先進校のノート展示も検討する。)
学級での展示をブロックごとに行い、その後に全校展示を行う。
算数ノート作りの基本的な確認事項の確認を行う
⑩ 算数的掲示物の作成(ブロックごとの掲示物の写真ファイル参照)
昨年度は、全校算数わくわくチャレンジの様子を掲示。
学習のまとめなどを掲示する。
⑪ 学習部の主な担当
ア 提案文書作成及び提案とまとめ、教育計画、研究紀要、情報収集・整理・保存…依光
イ 行事等との調整や連絡など…鍋島教頭
ウ 会の記録…濱渦
エ 単元テスト…情報担当(本山、山﨑、濱渦)
オ 全校算数わくわくチャレンジ(クイズ)…小谷、田中、山﨑、野町
カ 国語科の研修…松澤
6 年間研修・研究計画(*は校外での研修)
学 習 部 ・生 活 部
4月 組織作り
・H21年度の実態確認(H22.3実施のCRT、算数すいすいアンケート、チェックテスト・単元テスト)
・本年度の研究の全体計画の提案
(研究主題、年間研究・研修計画など)
・研究授業の計画
・研究主題達成のための自己テーマの決定
・チャレンジタイムの年間計画の見直し
・チェックテストの実施
(前学年の内容)①
・全国学力・学習状況調査の実施
(6年生 20日)
・CDTの実施
(2~6年生 26日 国語 27日 算数) ・組織作り
・本年度の取組の全体計画の提案
(掃除の手順、生活カードの実施方法など)
・縦割り班の編成
・6年生への掃除手順指導
・掃除の手順、生活のきまりの掲示物配布
・生活カード①実施
・食と睡眠の授業計画
5月
*芸西村学力向上対策委員会 ・縦割り班掃除開始(5月初旬)
・生活カード②実施
・食と睡眠の授業
・Q-U1回目実施 (2~6年生)
・Q-Uを基にした事例研究
*芸西村学力向上対策委員会
6月
・講師(片岡先生)招聘研修
(模擬授業による研修、講話)
* 三校連絡会
・ブロック研(1~6年)(講師招聘研修)
・ブロック研(支援学級)(講師招聘研修) ・生活カード③実施
・食と睡眠の授業
・教育相談活動①(濱川博子先生)
・講演会
*三校連絡会
7月
・単元テストの結果、考察
・算数すいすいアンケート①実施、考察
・一学期の反省とまとめ及び2学期の取組
・国語セミナー、算数セミナーへの参加 ・生活カード④実施
・食と睡眠の授業
・1学期の反省とまとめ及び2学期の取 組について
8月 ・全国学力・学習状況調査、CDTの分析と活用
・校内研修(指導案検討会)
・研究紀要の作成
*村教研(教職員研修)
*夏季学習交流会(附属小)
*芸西村学力向上対策委員会 ・児童理解に関する研修
(8月初旬:濱川博子先生)
*村教研
*芸西村学力向上対策委員会
9月
・生活カード⑤実施
・食と睡眠の授業
10月
・研究発表会の事前研(授業の展開、板書) ・生活カード⑥実施
・食と睡眠の授業
・教育相談活動②(濱川博子先生)
11月
・全校チャレンジクイズの実施
・研究大会(公開授業、分科会、講話) ・生活カード⑦実施
・食と睡眠の授業
12月
・単元テストの結果、考察
・算数すいすいアンケート②
・2学期の反省とまとめ及び
3学期の取組 ・生活カード⑧実施
・食と睡眠の授業
・Q-U2回目実施 (1~6年生)
・2学期の反省とまとめ及び3学期の取組について
1月
・全校チャレンジクイズの実施
・自主研(授業の課題について)
*芸西村学力向上対策委員会 ・生活カード⑨実施
・Q-Uを基にした事例研究
・教育相談活動③(濱川博子先生)
*芸西村学力向上対策委員会
2月
・3学期の反省
*芸西村取組発表会(検討) ・生活カード⑩実施
・3学期の反省
*芸西村取組発表会
3月
・算数すいすいアンケート③
・単元テストの結果、考察
・本年度のまとめ
・研究紀要(別冊)の作成
・来年度の教育計画の作成 ・本年度のまとめ
・研究紀要の作成
・来年度の教育計画の作成
*単元テストは、単元の学習終了後、1週間以内に実施する。



