教育計画

校内研究計画

1 研究主題

  確かな学力を目指して
  ~わかる・考える・学びあう国語科の授業作り~

2 主題設定の理由

 本校の研究は,平成20-22年度研究指定による十分な取り組みをもとに,これまで,算数科において,「全国学力・学習状況調査」等にて一定の成果をみせてきた。これに対し,国語科では同調査の結果をみると,全国平均を下回ることがあり,特に「B問題」の思考力を要する問題に課題がみられ,国語科の取り組みの脆弱性が垣間見えた。また,調査結果の分析,考察を進めると,「話すこと・聞くこと」「読解力」が課題であることが明らかになり,国語科に求められる力について系統性を意識した取り組みが求められるようになった。
 こうした,国語科の,児童の実態と,取り組みに対する反省に基づき,国語科授業改善の在り方を,講師招聘研修の実施により実践的に学んできた。これにより,徐々に教師の授業への取り組みの意識が高まり,改善の兆しがみられるようになってきた。そこで,さらに国語科の取り組みを充実させるため,昨年度から国語科を研究対象の中心として位置付けている。
 具体的には,次のような観点から国語科の授業改善を行ってきた。
○ブロックごとの付けたい力の明確化
○主体的な学びになるための視点の設定と活用
○年間講師招聘による研修
○各種調査・アンケートによる分析,検証,活用
○「要点,要約,要旨が書ける子どもの育成をめざして」の設定
 低・中・高学年ブロックごとに付けたい力を明確におさえたうえで,実践研究を進めるようにしてきた。また,全国学力・学習状況調査の分析,考察をふまえて小学校6年間を見通した「要点・要約・要旨が書ける」学力の積み上げに焦点をあて,授業改善を進めてきた。

(2) 授業改善

① 実態把握より
 授業改善が行えるように,個と集団の両面から的確に実態を把握し,分析,検証,活用できるよう取り組んできた。
 具体的には,「国語すいすいアンケート」(学期ごとに学習意欲を把握する)や「高知県版単元テスト」を実施し,「到達度把握検査」「全国学力・学習状況調査」と合わせて分析,検証,活用を行ってきた。学級や個別の実態,学習課題について共通理解を図り,次の授業改善への足がかりとしてきた。
 一方,全校の課題ととらえられた事柄については,週時程表に位置付けて全校一斉に取り組むことや,日々の算数科や国語科の授業の補充の時間を「チャレンジタイム」として設定してきた。また,教職員全員で,放課後の加力体制を組むことで,実態把握したことを生かす時間と場の保障ができるようにしている。しかし,さらに,その内容や学習形態については創意工夫をし,児童の学習意欲を高め,学力の向上につなげていかなければならない。

② 国語科の授業改善
 授業改善は,児童の学びの「質」を高めるための,第一義的な教育実践の目的である。このため,児童の学びの「質」を高め,主体的な学びを実現させるために,本校独自で開発した「主体的な学びになるための視点」を授業研究に位置づけ,事前・事後の学習を構想・反省・検証することで,研究主題の達成が図られたかという振り返りができるように工夫してきた。
 具体的には,授業研究する教材を「説明文」とし,「読むこと」「書くこと」の各領域において授業改善の実践的な在り方を研究し,研究主題の達成を目指した。低・中・高ブロックごとに付けたい力を明確におさえ,説明文の読みの観点を確認する中で,系統的な指導を考え,講師招聘による実践的な授業研修を行い,授業改善の在り方を学んできた。また,全国学力学習状況調査や到達度把握検査の分析による児童の学習状況の実態を把握することで,個々がより具体的な目標を持つ必要性を感じ,「要点・要約・要旨が書ける子どもの育成を目指して」という学年ごとのという到達目標を設定し,学年終了時の児童の姿をイメージして授業実践に取り組んだ。

③ 授業改善の力点
 ◎基礎基本の力の定着
 ◎一人ひとりが生き生きと活動する思考力・判断力・表現力の育成
 ◎子どもの学びを育むための評価

(4) 研究の構想図
  (略)

(5) 授業研究の内容と方法
 ① 研究内容
  ◇授業研究(言語活動の充実)
   ○知識・技能を活用した表現力の育成
   ○関わり合いによる思考力・判断力の育成
   ○知的好奇心の喚起による新たな表現意欲の向上

  ◇主体的な学びになるための視点の活用
   ○知識・技能を活用した表現力の育成
   ○関わり合いによる思考力の育成
   ○知的好奇心の喚起

  ◇ブロックごとのつけたい力の明確化
   ○国語科:低・中・高ブロック

  ◇調査.アンケート,テストの活用
   ○全国学力・学習状況調査(6年:国、算)及び到達度把握調査(2年~6年:国、算)
  高知県学力定着度調査(4年:国、算 5年:国,算,理)の分析と活用
   ○高知県版単元テスト(1年~6年:算)の考察と活用
   ○国語すいすいアンケート(児童振り返りカード)による学習意欲の実態把握と活用
   ○国語すいすいテスト

  ◇授業改善
   ○国語科 
    ・言語活動の充実を図る授業(説明文「読むこと」「書くこと」領域)
    ・説明文の読みの観点の明確化(低・中・高)
    ・要点 要約 要旨が書ける子どもの育成を目指して(学年ごとの到達目標)

  ◇家庭学習
     家庭学習について,生活部と学習部の連携による取組
       生活部:生活カードによる家庭学習時間の把握
       学習部:「家庭学習の進め方」(低・中・高)の作成

  ② 研究方法
   ア 授業研究
    ○国語科  
     ・指導案作成
     ・全校研(国語5) ※道徳1,外国語活動1
   イ 週程表に位置付けた取組
    ○朝の読書(月、水、木、金) 8:15~8:25
○国語タイムの内容(視写、漢字やローマ字,調べ学習)
                     8:25~8:35
      月 調べ学習(辞典,図鑑の活用)
      水 視写4
      木 読み聞かせ(1年~4年) ローマ字(5,6年)
      金 漢字

○計算タイム
     ・計算練習(月,火、木,金) 13:50~14:00
・「パワー・アップタイム」を設定し,主に「ことばのきまり」の学習を行う。
     ・「チャレンジタイム」にて,主に「単元テスト」を行う。
   ウ 実態把握とその活用
     (前掲)
   エ 家庭学習
     (前掲)


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