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土佐市立波介小学校です。

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〒781-1143 高知県土佐市波介3346-3

令和3年度研究構想Research Plan

研究主題
自分の考えや思いを生き生きと表現できる子どもの育成
〜 聞くこと・書くこと・話すことを通して 〜

主題設定の理由

 本校は、これまでに「書くこと」を中心に研究をすすめてきており、どの学年も書く意欲や技能は高まってきていると言える。しかし、一昨年の高知県学力定着状況調査等の結果から、自分の考えと友達の考えを比べながら聞いたり、友達の意見を聞き取ってつないだりして伝え関わろうとする能動的な聞く力には課題があることが窺われた。
そこで、令和元年度から研究主題を「自分の考えや思いを生き生き表現できる子どもの育成〜聞くこと・書くこと・話すことを通して〜」とし、「波介小学校言語わざ」を研究の中心に置き、国語・算数授業スタンダード等を授業づくりに効果的に活用してきた。「波介小学校言語わざ」の中で、低・中・高学年で育てたい具体的な子どもの姿を明確に示し、系統的な指導を行うことで、少しずつ課題の解決も図られるようになってきた。
 しかし、昨年度の高知県学力定着状況調査等の結果から、読解力や記述式問題に課題があることが明らかになり、それらを解決するには、思考力、判断力、表現力等の育成がさらに必要だと考えた。本年度は、これまでの研究を継続しつつ、さらに一人学び、とも学び、振り返りの中で思考力、判断力、表現力等を育成していくような取り組みを進めていくこととした。
 また、令和元年度より複式学級を有することとなった本校の教育内容の充実をさらに図るとともに、新学習指導要領の趣旨を踏まえた授業づくりを目指して学習の過程や指導方法等の研究を進め、さらなる授業改善に努めたいと考える。

研究仮説

 本校が国語・算数において活用している授業スタンダードを効果的に活用し、従来取り組んできた「話す、聞く、書く、読む」という領域ごとの「波介小学校言語わざ」を各学年の到達点ととらえて、系統的な指導を行っていく。そうすれば、本校のこれまで高まってきた書く能力に基づいて、課題となっている能動的な聞く力や自分の思いを生き生きと表現する力もついて行くものと考える。そしてそれは、主体的・対話的で深い学びの具現化となるであろう。

研究の重点

 @ 基礎的・基本的な知識・技能が身につく授業づくり
 A 言語活動を意識した授業づくり(国語科)
 B 論理的な思考力・表現力の育成
 C 校内研究の充実
 D 豊かなことばを育てる日常指導
 E 基礎的な力を育てる日常指導


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