入学案内

 

★入院しながら勉強ができます。

 私たちの学校は、平成10年4月、高知県立高知江の口養護学校の分校として高知医科大学医学部附属病院7階に設立された学校です。
 入院治療が必要な児童生徒のうち、主治医の許可があり、転入学の手続き(学籍を移す)をした小・中学生が毎日学習しています。
 分校では、病院のスタッフと連携して十分に健康上の配慮をしながら、一人ひとりの学習の進度に応じた授業をしています。

≡≡ 学習内容は?≡≡

 病状や治療などに無理のないように配慮しながら、小・中学校と同じ教育内容を学習します。
 障害を併せもつ子どもさんには、その障害の状態にも十分配慮しながら、一人ひとりの成長のために必要な学習をします。
 分校独自の学習として自立活動心の安定や健康回復のために必要な生活態度を養う学習をします。具体的には、製作活動やゲーム、音楽鑑賞等、児童生徒の興味関心に合わせながら学習します。

≡≡学習の場所は?≡≡

体調や治療の内容等により、主治医と相談して7階教室または病室(ベッドサイド学習)で行います。

≡≡学習の時間は?≡≡

小学部

中学部

健康観察

 8:30 〜 8:40

朝 の 会

 9:00 〜 9:15

1 限

 9:15 〜10:00

9:15 〜10:05

2 限

10:15 〜11:00

10:15 〜11:05

3 限

11:15 〜12:00

11:15 〜12:05

昼 休 み

4 限

13:30 〜14:15

13:30〜14:20

5 限

14:30 〜15:15

14:30 〜15:30

(6限)

(15:30〜16:15)

15:30 〜16:20

1日の学習時間は、2〜5時間ですが、体調や治療内容によっては変更される場合があります。また、土曜日・日曜日はお休みです。

 

転入学の手続き

 高知大学医学部附属病院に入院している小・中学生で主治医から学習が許可された場合は、次のような手続きをしてください。

1.保護者の方は

・分校入学の意思を師長さんに伝える。 (電話で可)
・在籍校へ転校の意思を伝える。

 

転校に関する手続きは、分校が小・中学校と連絡を取りながら行いますので、保護者の方が細かな手続きをする必要はありません。

2.師長さんは

・主治医に学習が可能かどうか、判断をもらう。

・保護者の意思を分校に連絡。

3.分校は

・保護者と面談。諸手続き。

保護者の収入に応じた学習費補助として「就学奨励費」という制度があります。
退院後は基本的に入院する前に通っていた小・中学校に戻ります。

角丸四角形吹き出し: 分校は、第一病棟7階にあります。 角丸四角形吹き出し: 7階教室では、主治医から登校の許可をされた児童生徒が学習しています。