●電子メールはインターネット上でメッセージ交換ができる便利な手段ですが,基本的に1対1のやりとりとなるので,掲示板のように交流の様子をチェックすることが難しい面があります。目的に応じて掲示板と使い分けるようにし,メールのやりとりを完全に個人だけのものにしないなどの配慮を行ってください。

●電子メールでの交流は,むやみに行うのではなく,目的意識を持って取り組めるように計画立てて進めるようにしてください。

●メールを送信するときは,読む人の気持ちになって文章を考えるようにし,マナーに沿ったメッセージ作成をするように指導してください。

●電子メールには,むやみに個人情報を載せないように指導してください。

●児童生徒名義のメールアカウントを発行するときは,パスワードの管理をしっかりと行い,他人に教えないように指導してください。

●メーリングリストは多くの人と情報交換するのに便利な手段ですが,トラブルの危険性もあります。児童生徒が勝手にメーリングリストに参加することのないように指導してください。

●メールに添付してあるファイルには,ウイルスの危険性があります。添付メールの扱いについては十分に注意し,生徒が判断に迷う場合には直ちに教員に連絡するように指導してください。