まったく身に覚えのない架空請求とちがって、不当請求の場合は、実在のサイトがありそのサイトを利用したことがある、または画面を見たことがあるなどの理由から、請求されると「支払わなければならない」と勘違いをして振り込んでしまい、被害に合う事例があります。

 など、様々なパターンがあります。

 一番多いのはネットサーフィン中に画面のどこかをクリックしたら自動登録になったというものです。


体験してみる

 不当な請求を受けないためには、サイトに貼り付けられている画像やURLをむやみにクリックしないことが大切です。

 請求を受けたとき、「少額だから」「お小遣いで支払えるから」・・・と一度でも支払ってしまうと、【カモリスト】に掲載されてしまいます。その情報が悪質な業者間に売買されてしまい、新たな架空請求を受けるなど、大変なことになります。

 利用規約を「見た・見ない」にかかわらず、最終確認画面のないものは契約の無効を主張することができます。また、利用規約そのものが利用者の不利になる内容であり、規約自体が無効なものもあります。

  また、「退会したい場合は24時間以内に次のメールアドレスにメールを送って下さい。」などと書かれたものもありますが、あくまでも個人情報を集めるためのものですので、何もしてはいけません。

 携帯電話やパソコンへのメール、はがきなどによる請求がきたときは、必ず家族に相談するようにし、自分の判断で支払いをしてはいけません。

 不安なときは消費生活センターや警察に相談しましょう。

 もしも悪質なサイトに出会ったら、URLを記録しておいたり、画面を保存しておくなど、証拠を残しておきましょう。

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