平成19年度 学校評価ガイドラインに基づく自己評価書 | ||||||||||||||||||||
香北中学校 | ||||||||||||||||||||
【学校教育目標】 自ら進んで学び、体験し、考え、行動することのできる生徒(生きる力)が育つ香北中学校を創造する。 | ||||||||||||||||||||
項 目 |
自己評価 | 中・長 期 経 営 目 標 |
短 期 経 営 目 標 |
評 価 項 目 (目標に向けた 具体的な取り組み) |
達 成 状 況 | 改 善 方 策 | 外 部 評 価 書 | 評価 | ||||||||||||
教 育 課 程 ・ 学 習 指 導 |
C | ○学ぶ意味・意義を理解し、自主的に学び続ける生徒を育てる。 | @学習には、家庭学習が重要であることを実体験させる指導を行う。 A生徒が意欲を出す授業の工夫。 | @自主ノートの活用の仕方を具体的に分析・指導の在り方を検討する。 A授業を通して、お互いが研修・実践を深めていく。 | @全校で自主ノートの活用・利用の仕方を具体的な例を示して指導を行った。成績等のアップに結びついた生徒もいるが、全体的には大きな成果というには至っていない。 A全員が授業を公開しそのうち年3回は全員が研修。その中で生徒の意欲・関心を高め、学力向上につながる方法・技術等を意見交換した。具体的な成果があったというわけではないが、教職員の交流、共通理解等が形成され、生徒への学習規律等への全体的な取り組み等の検証、改善をその都度論議しあってきた。 |
○自主ノートを通して予習・復習といった学習習慣を生徒に理解させ、定着させ、実際に授業に結びつけていく工夫 ○授業交流の継続 ○学力から見える課題の共通理解 |
授業改善にむけて、生徒の実態把握を行い、学校としての適切な手立てについて徹底した協議を行い、次年度につないでもらいたい。 「自ら学ぶ」ための学習の仕方について指導が必要ではないか。自主ノートのあり方について考える必要がある。自主的にできる生徒とそうでない生徒の差が大きくなるのでは。 小学校の教師との授業交流も考えてみたらどうだろうか。 |
C | ||||||||||||
生 徒 指 導 |
C | ○生徒に可能な限り活動の場を与え、自主的活動の中から存在感・成就感が得られ、個や集団が高まり、健全に成長していくことができるように援助する。 | @学校行事の取り組みを通して、連帯感、成就感を体験させる。 A生徒と教職員、生徒間の心のふれあいを深める。 | @生徒が主体的に活動する行事運営等の工夫。 A部活動や行事をとおしての交流。 A人権学習の実施 | @A運動会、合唱コンクール等の行事では主体的に活動している。部活動の朝練習でも同様である。しかし、マンネリになる部分もあり、目的、ねらい等を確認してきたが十分でない面もあった。具体的な立案、企画、実施という行動をさせる時間的余裕を作ることができなかった。 A生徒の実態調査を通して、日々の指導を展開している。11月〜12月にかけて集中的に人権学習を実施し、授業を地域、保護者にも公開している。友だち間のトラブルはあるが、人権侵害に至というほどの言動は、皆無ではないがあまりみられていない。 |
○学級の中の自治組織づくり(班長、班長会)の再検討 ○部活動での中の自治組織作り ○学級、部活動、行事等を関連させた指導の展開 ○人権教育の継続(情報機器等も含めて) |
学校行事等を通して、生徒の主体的な活動が見える。集会・生徒会活動・学活等は自主的に行われている。 部活や学級での人間関係づくりに課題がある。生徒同士、教員と生徒の関係について検討する余地があるのでは。 規範意識について、生徒に守らせることは意思統一して、守らせることも必要である、 |
B | ||||||||||||
進 路 指 導 |
C | ○自らの生き方を考えることができ、正しい職業観を身につけた社会人となる生徒を育てる。 | @体験活動の充実。 A進路学習の実施。 B職場体験学習の実施 | @生活、自然、社会体験、読書体験等の色々な体験を実施。 A進路学習の実施 B職場体験学習の実施状況 | @読書体験は朝学習で継続して取り組んでおり、成果は上がっている生徒もいる。自然体験、社会体験。勤労体験は十分でない。 A進路学習は3年生を中心に計画的に数多く実施しているが、生徒たちが、目的を持って、コツコツ努力しているかといえば、個人差が大きいといえる。 B職場体験は19の事業所でお世話になった。2日間であるが、働くこと、色々な人に出会うことで、学校、家庭、とは違ったことを学び、生徒たちの視野をひろげている。社会の一端を知る経験は効果があがっていると感じている。 |
○家庭との連携・勤労体験(家での役割分担)の指導 ○進路指導の再検討 |
職場体験学習はよくできている。 自然体験、社会体験、勤労体験の計画はどうだったのか検討する必要がある。 進路学習は1年生からの系統的な指導が必要ではないか。先輩からの聞き取りも効果があるのではないだろうか。 改善方策にある勤労体験はぜひ実施してほしい。生徒の勤労体験の実態調査等も活用したらどうだろうか。 |
C | ||||||||||||
安全管理 | C | ○災害・事故等の処理に配慮し、人的にも設備等においても、生徒が安全に過ごせる環境整備に努める。 | @学校組織として、生徒の安全に関する支援・啓蒙活動の実施 A学校組織として、生徒の安全に関する学習・研修を行う | @防災・安全等の学習・訓練の実施状況。 A教職員の研修の実施状況。 | @避難訓練、交通指導等は毎年行っている訓練である。3年生は3回受けることになる。今年は地震についても指導していただいた。また、携帯電話、インターネット等についても学習を行った。何かで役に立てばと思っている。 AAED(自動体外式除細動器)の使用の実際。校内電話の設置と利用、緊急事態のマニュアル化の確認等、生徒の安全管理等については、職員会で確認、研修をしてきた。 |
○訓練等の実施内容の検討(時宣にあった内容) (情報機器、個人情報等を人権の視点から) ○教職員の研修の継続 |
南海地震や携帯等の学習ができた。 携帯・メールの問題点について、学校としてもっと危機感をもってもらいたい。 自転車の乗り方について、ヘルメット着用やマナーについてはよくできている。 校内での怪我が多いように聞いたが、安全指導を徹底してほしい。 |
C | ||||||||||||
保健管理 | C | ○健康の保持増進を図るため、学校や地域の実情に応じて、具体的・実践的な保健管理や保健指導を実践することをめざす。 | @日常生活の中で、自己の健康管理に配慮でき、健康で安全な生活が営めるような習慣、態度を育てる。 | @日常の健康管理の指導状況 @外部との連携授業 | @保健委員を中心に学級での呼びかけ、健康チェック、保健便りの配布等で、日々の呼びかけ、点検を実施、注意、喚起、啓蒙に成果を上げている。 @市健康福祉課、町内の校医、歯科医師、市食生活改善委員、栄養士等の方々に協力をいただき、授業、講演、体験等を実施してきた。有意義な授業や体験を生徒たちが行い、成果をえることができた。 |
○日常活動の継続、内容の充実 ○外部との連携授業は幅広く、行いたい。 (食育、性教育、生活習慣病等) |
保健管理が保健委員会の生徒を中心にきめ細かくできている。 赤ちゃんふれあい体験など外部との連携で生徒が良い学習をしている。 改善方策にあるが、地産地消の意識をもった食育に力を入れてもらいたい。 |
C | ||||||||||||
特 別 支 援 教 育 |
C | ○生徒間の交流を深め、お互いを尊重し、ともに生きる生徒集団を育成する。 | @お互いの良さを認め合う関係づくりを深めるため、交流を行う。 A特別支援教育の理解を深める。 | @不登校生徒に対する学級・校内支援体制の実施状況 A教職員の研修 | @不登校生徒に対して、学級・学年はいつでも温かい雰囲気で迎えることができていた。校内においても、学年団、養護教諭、管理職等が関わり、家庭や当該生徒にできる支援を行っている。まだ、課題解決には至っていないが、継続して取り組んでいきたい。 A来年度特別支援学級の設置にあたり、小学校との連携、児童・生徒理解を山田養護学校の先生を講師に迎えて、研修を行った。その後、時々小学校の児童に中学校に立ち寄ってもらっている。 |
○特別支援学級と学級の連携活動をとおして、生徒に特別支援教育の意義を学ばせたい。 ○特別支援学級の教育課程の検討 ○不登校生徒への支援体制の継続 ○教職員の研修の継続 |
関係機関と連携しながらの継続的な指導で不登校生徒が登校できつつある。支援を続けてもらいたい。 小学校と連携して特別支援学級設置に向けた取組が進んでいる。 研修についてはテーマをしぼって取組んだ方が良いのではないか。 |
B | ||||||||||||
組 織 運 営 |
C | ○教職員一人ひとりが、能力を発揮できるような組織運営をめざす。 | @学校目標を具体化する組織づくりを行う。 | @2部会の活動実施状況 @学級・学年団の責任指導体制の明確化と情報の共有化 | @「学習・進路」と「生活・人権」の部会に分かれて、企画、立案、課題等を出し合い、検討している。全員が課題を共有し、生徒の目線から具体的な実践案をだすことが出来る。2部会の時間確保、内容等がもう少し煮詰まってくれば、教職員の活動も活発になってくると感じている。 A学級・学年は絶えず話し合いや情報の共有化が行われている。責任体制も明確に機能しており、それに応じた指導も行われている。学習、生活等ですばらしい成果を具体的に、数字で示すことができないのは残念であるが、学級・学年としてのまとまった指導は、十分展開されている。 |
○2部会の実施の時間確保 ○内容の検討 ○P(目標設定)D(実行)C(検証)A(改善)の実施 |
課題の共有化が図れだしたとのことであるので、来年度の取組に期待したい。 学校評価の結果を活用して、組織運営の活性化を図ってもらいたい。 |
C | ||||||||||||
研 修 |
C | ○幅広い視野と深い見識を持った社会人としての人間性を養う。 | @生徒と心の触れあいが出来る教師をめざす。 A生徒を支えることが出来る教師をめざす。 | @生徒との交流を多く持つ A校内授業研究の実施状況 | @部活動等、授業、学級、生徒会活動といった公的な場面での交流は十分展開されているが、生徒の内面を自由な雰囲気の中で出せる交流の場をもっとつくることが必要であり、大事であると皆が認識している。色々な条件を整えたい。 | ○生徒理解についての具体案の検討(保護者との連携、生徒と過ごす時間の確保、カウンセリング的支援) ○校内授業研の継続 |
心のふれあいという目標設定は達成が難しい。生徒との交流については日常生活の様々な場面でもっととれるのではないか。 全員が授業研究に取組んだのは素晴らしい。さらなる授業改善に取組んでもらいたい。 評価アンケートで生徒の回答が昨年に比べ、否定的な意見が増えている。この結果を真摯に受け止めてもらいたい。 |
C | ||||||||||||
保 護 者 地 域 と の 連 携 |
C | ○生徒が人間性豊かに成長するための条件整備を共に行い、お互いが成長しあう関係を築く。 | @お互いの課題を共有する。 A具体的な行事、研修、親睦を通して、連携を図る。 | @学級・学年参観日の実施状況 A行事等、研修等の実施状況 | @PTA役員会でも話し合ってもらい、色々と呼びかけ等も行っていただいた。我々の方も、PTA総会での講演会、学年参観日での話し合いの準備、工夫等も意識しながらやってきたが、参加率が上がったというほどの成果はない。 | ○PTA役員会で、具体案の検討 (参観日の保護者主体等) ○開かれた学校づくり委員会の活用 |
PTAの参加率が上がらない原因は何なのか探る必要がある。また、開かれた学校づくり推進委員会の位置づけを再確認しメンバーも再検討して、もっと活用するべきではないか。 生徒が地域とふれあえ、生徒も地域も喜んでくれるような活動を考えてほしい。 昨年度の外部評価委員の提言が生かされていない。 |
C | ||||||||||||
施 設 ・ 設 備 |
C | ○施設・設備を効果的に活用し、生徒の能力向上につなげる。 | @学習向上につながるように施設・設備を整備、利用する。 | @特別教室の有効利用(図書室、視聴覚室等)実施状況 A余暇教室の利用状況 | @授業、学年集会等で効果的に有効に利用している。 A余暇教室もいざなぎの利用、行事等で作業をするなどして有効に利用している。 |
○図書室の活用の仕方の検討 ○特別支援教室の整備 |
清掃活動の学習としての意味を考えてもらいたい。 |
C | ||||||||||||