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高知県立高知海洋高等学校
〒781-1163 
高知県土佐市宇佐町福島1  
TEL (088) 856−0202
FAX (088) 856−3078
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/信頼回復にむけて/平成18年度卒業式式辞/平成18年度ごあいさつ/

   goaisatu
第5代目 学校長 森誠一 新任のご挨拶
  こんにちは。
 今年(平成21年)4月に高知海洋高等学校に校長として赴任した森誠一と申します。昨年度まで、土佐海援丸の船長でした。どうぞよろしくお願いいたします。
以下の方針で学校運営をおこないます。


 学校教育目標
 高知海洋高校は恵まれた施設や環境(実習船、栽培漁業施設、食品加工施設等)を有しております。それらを活用し、知識、技術修得の教育実践を通して、豊かな人間性を育て、生徒自らが社会に貢献したいと思うような人材の育成を目指します。  

 中期教育目標
 そのための具体的な手立てとして、まず、船舶職員養成の充実に取り組みます。第一に3年卒業時には4級海技士の取得、専攻科修了時には2級海技士取得を目指します。第二に専攻科の生徒数を航海・機関合わせて10名を確保します。第三に前二者を実現する為に土佐海援丸の代船建造を実現します。
 次に基礎学力の定着と学力の向上に取り組みます。第一に 英語を最重要科目と考え、高校卒業時には全員英検3級以上取得を目指します。第二に授業の充実を第一と考え、授業の成立に向け、絶えず授業改善に努めます。また、教科間で関連した教育内容については、 連携した指導ができるよう工夫します。このように、科・コースの目標を見据え、教科間が連携して実践する効率的な学習が、資格取得や進路保障につながると考えます。第三に普通科目をはじめ、専門科目も、それぞれのコースで進級、卒業に必要とされる最低限の知識・技術の確実な修得に努めます。特に、水産に関する実習や家庭科の実習については、それぞれ“文化や技の継承”が関わっていますが、基礎・基本の内容については、日常生活に必要な視点から見直し、積み上げることも大切であると考えます。第四に基礎学力の定着については、指導法の工夫とともに、家庭での学習習慣の確立が大切と考えます。


 生徒指導の充実を実現
 下のことを達成するために、生徒指導部を中心に、全教員が共通認識のもと統一した指導で臨み、凡事徹底します。
第一に 基本的な生活習慣の確立します。特に校内清掃の徹底、挨拶の励行は基本と考えます。全校生徒が専攻科生と同程度の挨拶、行動ができるよう、また、通学時に地域の方々にも自ら声を掛け、挨拶ができるようにさせたいと思います。第二に喫煙行為等の校則違反を出させない指導を徹底します。第三に安全・安心の学校生活の充実を図ります。特に交通安全指導の推進については、地域との連携を図ります。また、実習中の安全の確保に努めます。

  人権教育の推進
 教職員一丸となって、生徒の自尊感情を育み、差別やいじめを生まない環境づくりに取り組みます。そのためにはまず、言葉の重みや相手の心の痛みがわかる指導を行います。さらに、生徒自身が在り方・生き方を見つめ直す機会として、海洋人権週間の充実を図ります。第二にいじめ、不登校への対応と心に課題のある生徒の居場所づくりを行います。第三に特別な支援を必要とする生徒への校内支援体制づくりに取り組みます。 以上のことを促進するため、人権教育や特別支援教育の理解を促進し、心の教育センター等とも連携して、情報を共有し指導方針を徹底します。

  進路指導の充実
 生徒の進路実現に向けては、生徒一人ひとりの学習活動やクラブ活動の成果に基づいた進路指導はもちろん、生徒指導や人権教育から見たキャリア教育の視点も踏まえ、各学年、各教科で身につけさせたい力を明らかにして、教育活動を展開していきます。

  生徒募集活動
 学校を知ってもらう取り組みとして、広報活動の充実とともに下の活動を行います。まず開かれた学校づくりを推進します。次に、土佐海援丸を活用した体験航海の拡大をします。そして、広報活動として、中学校等への訪問を拡大します。

  部活動等の活性化
 生徒の部活動は学校教育活動の一貫としても大切な活動です。放課後に生徒が積極的に部活動をしている学校づくりを目指して、下のことに取り組みます。まず、部活動の加入を促します。つぎに、適正な部活動の指導と運営の推進をします。

  校内協力体制の構築
 第一に保護者からの提案や学校評価の対応に対して、特定の教師だけが対応するのではなく、教職員全体が一丸となって取り組むことができるようにしたいと考えます。
 第二に学年主任や各部の部長等がleadershipを発揮し、教職員のfollowership(助け合い)、学校全体のfellowship(仲間意識)によって、充実した対応ができると考えます。
第三に本年度、本校に配置された副校長、主幹教諭を活用し、本校の課題に取り組める校内協力体制の構築を図り、学校組織づくりを進めていきます。
以上を実現するためには、高知海洋高校を取り巻くすべての方々のご協力も不可欠と考えております。皆様のご指導ご鞭撻ご協力をよろしくお願い申しあげます。

平成23年度年度 卒業・修了証書授与式 式辞

式 辞

   陽射しもすっかり明るくなり、春の訪れがすぐそこに感じられる頃となりました。
本日はご多用のところ、土佐市長 板原啓文様始め、多数のご来賓、保護者の皆さまのご臨席を賜り、 ここに平成二十三年度 高知県立高知海洋高等学校 本科卒業証書・専攻科修了証書授与式を挙行できますことを、心より厚く御礼申し上げます。


 ただいま、卒業証書並びに修了証書を手にした本科生三十五名、専攻科生十名の皆さん、卒業、修了おめでとうございます。 また、本日に至る道のりを温かく見守り、励まし、導いてこられた保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。今日のお喜びも、 さぞひとしおのものがあろうかと存じます。教職員を代表いたしまして、心よりお祝い申し上げます。そして現在、遠洋航海、乗船実習中の「土佐海援丸」におきましても、機関コースの二年生、航海専攻科の一年生、船長始め乗組員、指導教官、皆きっと祝福してくれていることと思います。


  さて、昨年は東日本大震災という未曾有の大災害がわが国を襲い、めまぐるしく変わる世界情勢とも相まって、 これまで日本が培ってきた価値観をはじめ、これからの日本の在り方が根底から問われているところであります。
  このような世の中が混沌とした時代を迎える中、本日卒業、修了を迎え、新しい職場や学校に飛び立とうとしている皆さんに、 私たちの郷土の誇りジョン万次郎こと中浜万次郎の志を述べ、皆さんを激励したいと思います。


  ジョン万次郎については、皆さんご存知と思いますが、彼は日本で初めて英語とアメリカ文化を日本に伝えた人であります。彼は現在の高知県土佐清水市で生まれ、 14歳の時に、この高知海洋高校のある宇佐の港から4人の乗組員と共に、カツオ船でアジ、サバ等の漁に出かけました。ところが嵐に会い、 鳥島まで流され、そこで約半年間の漂流生活を余儀なくされていましたが、運よくホイットフィールド船長率いるアメリカの捕鯨船に助けられたのです。 そして、彼の捕鯨船での働きぶりや誠実な人柄によりホイットフィールド船長に気に入られ、アメリカの自宅まで連れて行ってもらうことになったのです。

 そこでは家族同然に大切に扱われて、我が海洋高校のような航海術を教える学校にも行かせてもらうことができました。そして努力の甲斐あって、なんと主席で卒業したそうであります。その後、母に会いたいという気持や、アメリカの事情を一刻も早く伝えたいという一心で日本に帰国する決心をしたのですが、当時の日本は鎖国中であり、万次郎は帰国をすれば命を脅かされるということを承知で日本に帰ってきたのです。

 そして、英語を始め、当時のアメリカの最新の科学技術や文化を日本に伝えたのです。 また、万次郎は日本から初めてアメリカまで航海したことで有名な咸臨丸に通訳として乗船することを命じられ、司令官の木村摂津の守、艦長の勝海舟や福沢諭吉などと航海をともにしました。

 勝海舟は相当な航海術を身につけていたのですが、ひどい船酔いが続き、部屋にこもりっきりの状態になってしまい、万次郎は勝海舟からアメリカに着くまでの航海のことを頼まれることになったのです。そして、万次郎は見事に咸臨丸をサンフランシスコに着けることができたのであります。アメリカの捕鯨船で地球を2周する大航海を経験していますから当然かもしれませんが、たいした航海術の腕前と言わざるを得ません。 万次郎は坂本龍馬を始め維新に活躍した名だたる人々にも大きな影響を与えています。もし万次郎がいなかったら、日本の近代化や明治維新もどのような形になっていたか想像もつきません。


  万次郎は日本に帰ってからは、貧しい人々や困っている人々をよく助けたそうであります。これは、このような人々に対して手助けすることが、 自分を助けてくれたホイットフィールド船長の恩に報いることになるのだという、強い信念があったからであろうと推察されます。


 現在のような価値観が混沌とした時代に、絆ということが盛んに言われておりますが、ホイットフィールド家と中浜家とは170年の時を超え、 現在も親戚以上の交流が続いているそうであります。国境、人種の壁を越え、このように長く交流できるということは、170年前から代々、 人としての生きる姿勢が変わりなく、お互いが尊敬し、信頼し合っていることの証しであります。これこそまさに両家が絆で結ばれているということではないでしょうか。


  しかしながら、このように活躍した万次郎でさえ、はじめから日本を開国に導くという大目的があったわけではありません 。鳥島に漂着した時は何とか命が助かりたいという目の前の目標を達成することから始まり、次にはホイットフィールド船長からの誘いがあったにしても、 自らの意志でアメリカに渡る決意をし、未知の世界に飛び込み、最後には日本を開国に導いた立役者として大事業をなすことにつながっていったのです。


 皆さんには、この万次郎の何事にもくじけることなく積極的に、直面する勉学、仕事に全力で取り組んでいく姿勢を見習って欲しいと思います。そうすればその先にはおのずと自分の目的も見えてきます。そして、その目的を達成することがつまりは人の為に尽くすことになり、社会への貢献にもつながるのだということを理解して貰いたいのであります。 この万次郎とも縁の深い高知海洋高校で学んだことを誇りに思い、それぞれの学校や職場で、たとえどんな困難に出会おうとも、 くじけることなく精進して自分の目的を見出し、日々たゆまぬ努力を続けていってください。そして、これからのそれぞれの人生を力強く歩いていってください。


 それでは、希望に満ちた出発の日に当たり、卒業生、修了生の皆さんが、この後、地域や社会に貢献できる人材となられ、大きく羽ばたかれることを祈念しまして、式辞といたします。

  平成二十四年三月一日

高知県立高知海洋高等学校長  森 誠一  

第4代目 学校長 西野壽洋校長は転出されました。
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 第4代 学校長  西 野 壽 洋

こんにちは。

 今年は異常気象による梅雨の長雨で、西日本や関東地方で豪雨による大きな被害がありました。

被害に遭われた皆さんに心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、長かった夏休みも終わり残暑厳しいなか、本校は8月30日より授業を行っております。この夏休み中に各部活動が全国大会において活躍をしてくれましたので、少し紹介をしたいと思います。

 まず、カヌー部ですが8月5日から山梨県で行われたインターハイに出場し、男子カナディアンシングルの部ではじめて決勝に進出しました。惜しくも決勝では9位となり入賞を逃しましたが、10月の国体では入賞してくれるものと期待をしております。また、フィッシングクラブは8月15日から宮城県石巻市で行われた「第5回全国水産・海洋系高等学校フィッシング技能コンテスト」において、2年連続で総合優勝を達成しました。フィッシング部員達は、先輩に続けと「連覇」を合い言葉に全国大会に向け準備をすすめ今回の偉業の達成となりました。このような各部活動の活躍や目標の達成は、本校の生徒達にも「やればできる」という大きなメッセージになったことと思います。改めて、カヌー部とフィッシングクラブの皆さんに祝福を送りたいと思います。

 さて、水産・海洋系の学校では産業教育実習船による実習が重要な教育活動として行われております。本校でも「土佐海援丸」(459t)という実習船を所有しています。この「海援丸」という名称は幕末、土佐藩を脱藩した坂本龍馬が長崎で創立した「海援隊」という貿易商社の名に由来すると聞いております。

本校はこの実習船による「国際航海」という乗船実習を毎年実施しております。今年の「国際航海」には、ナビゲーションコースとエンジニアコースの2年生20名と専攻科1年生2名が参加し、8月30日から11月3日までの約二ヶ月間ハワイ方面で、船舶の航海技術や機関の運転技術の実習やマグロ延縄漁の実習の他、海洋観測や海洋調査等の学習を行います。また、寄港先のハワイでは、地元の高校生との国際交流も行われ、国際理解教育に大きな役割を果たしております。学校では経験できない貴重な体験となる実習が大きな成果をあげ、この「国際航海」が無事終了することを願っております。

(06.9.14)

平成十八年度 卒業・修了証書授与式 式辞
 暖冬と言われた冬も過ぎ、もうすっかり春の訪れが感じられる頃となりました。
 本日は、何かとご多用のところ土佐市長 森田 康生 様、本校PTA会長 戸梶 修稔 様をはじめ多数のご来賓や保護者の皆様のご臨席を賜り、平成十八年度 高知県立高知海洋高等学校 本科卒業証書・専攻科修了証書授与式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。

 ただいま、卒業証書並びに修了証書を手にした本科生五十九名、専攻科生五名の皆さん、卒業・修了おめでとうございます。また、この日を待ち望んでおられた保護者の皆様、ここに至るまでの皆様のご苦労を思うとき、今日のお喜びも、さぞひとしおのものがあろうかと存じます。教職員を代表して心よりお祝い申し上げます。

 本日、卒業・修了されるみなさんは三年間または二年間の本校の教育課程を立派に終えられました。この間の学校生活では楽しかったことや辛かったことなど様々な思い出があろうと思います。新しい制服に身を包み、緊張して望んだ入学式、クラスメートと共に競い合ったマリンスポーツデー、各科の実習で実施した沖縄近海航海、国際航海と寄港先のハワイでの国際交流や修学旅行、そのほか、クラス全員で取り組んだ海洋祭や毎年多くの来客がある魚河岸かいよう、職業高校特有の技術競技会や生徒研究発表会など多くの行事がありました。

 また、本年度は本校創立十周年の節目の年でもあり、本校の歴史の一ページに在籍していたことも忘れられない思い出になったことと思います。本校はこの創立十周年を契機に開校からの草創期を終え、充実期へと向かいます。これから本校が充実発展していくためには、在校生の活躍はもとより、皆さんを含め、卒業した先輩たちの社会での活動実績が大きく関わってきます。すでに何回も話をしていることですが、我が国の水産・海洋業界まだまだ低迷を続けております。このような経済状況のあおりを受け、全国で水産・海洋系高校の再編計画が予定されています。現在、水産・海洋系教育は厳しい環境に置かれていますが、四方を海に囲まれている我が国にとっては、これからも海との関わりを保っていくことが大切です。そのため、私たちはこれからも入学して良かったと言われる学校、地域に愛され、信頼される海洋高校を目指していく所存ですので、卒業生として、大いに活躍されることを期待しております。  さて、皆さんは今日を境にそれぞれの進路に一歩を踏み出す訳ですが、この晴れの門出を祝って私のはなむけの言葉を述べたいと思います。

 まず最初に、誠実で思いやりの心を持った、信頼される人間になってほしいということです。これは、自分と同様に他を愛し、相手の気持ちや立場を理解し、他人の痛みの分かる豊かな心を持ち、コミュニケーション能力を発揮し、人間相互の信頼と理解、協力と連携に努めると言うことです。

 本年度も国際的にはテロや北朝鮮の弾道ミサイル発射実験・核実験など国際平和を脅かす問題が多く発生しました。弾道ミサイルの発射実験では、日本海で乗船実習をしていた実習船が緊急避難をするという、私たちの安全航海や安全実習が脅かされる事態となりました。一方、国内では、いじめや高校の必修科目の未履修問題など私たちの身近な問題が発生したことは記憶に新しいことと思います。特にいじめの問題は自殺という悲しい連鎖反応を引き起こしました。いじめは学ぶ意欲や生きる意欲を奪う大きな人権侵害です。今一度、他を思いやる心、優しい心が一番大切であるということを常に意識して友人と接してください。このことを考えるとき、私はE3の伊藤君のことが頭に浮かんできます。伊藤君は二年前の丁度この日、ミニバイクで走行中、覚醒剤服用者の車と接触し、意識不明となる大きな事故に遭いました。ご両親や友人たちの願いが通じ意識は回復しましたが、車いすの生活を余儀なくされました。しかしながら、伊藤君の持ち前のがんばりで、リハビリに励みながら学校を続けることなり、ご両親も交代で学校までの送迎や教室への移動介助などをすることになりました。E3のクラスでも、そんな伊藤君のがんばりに対し、自分たちができる支援をすることで伊藤君に少しでも協力しようと階段の昇降や段差のあるところでの移動を介助することにしました。今では、そんな光景が日々の学校生活の中で当たり前のことのような活動となっています。これもE3のクラスのみんなが伊藤君をとおして、他を思いやる心や優しい心を持つことの大切さを学んだよい実践例だと思います。これまでの伊藤君やご両親並びにE3のクラスのみんなのがんばりに大きな拍手を送りたいと思います。

 次に、生涯にわたって学ぶ意欲を持ってほしいと言うことです。現代社会は目まぐるしい技術革新や情報化の時代となっています。知識や技術は日々ものすごいスピードで進歩し、様々な情報が氾濫しています。皆さんがこれからも健康で心豊かな生活を送るためには絶えず正しい情報を把握し、必要な知識や技術を習得し、常に努力を続けていく必要があります。勉強はただ学校教育のみで終わるものではなく、社会人となっても日々何かしらの知識を得ることが大切であると思います。

みなさんは、入学以来、高知海洋高校の生徒として水産・海洋に関する専門的な知識や技術、また、多くの資格を取得されました。進学や就職をするにしても、本校で学んだ基礎の上にこれからも数多くの知識や技術を習得し、社会に貢献できる人材となるよう日々努力を続けてほしいと思います。

いよいよ別れのときがきました。名残は尽きませんが、みなさんのこれからの健闘を祈念し、式辞といたします。

        平成十九年三月一日
高知県立高知海洋高等学校長  西野 壽洋

こんにちは。
 今年4月に、高知海洋高等学校に校長として赴任してきた西野壽洋です。
 どうぞ、よろしくお願いします。
 本校は平成9年度、県下唯一の水産・海洋系の高等学校として創立され、今年で創立10周年を迎える、本科と専攻科を併設した学校です。
 平成18年度より本科の学科改編があり、従来の3科から本年度からの募集は、海洋学科の1科のみとなりました。
 学校の所在地は、太平洋に面した土佐市宇佐町にあり、年間をとおして温暖な気候に恵まれた場所にあります。
 本校は「天空海闊」(理想は天空の如く高く気高く、心は大海の如く広く豊であれという意味です)の校訓のもと、恵まれた地域の特性を生かし、実際的・体験的学習をとおして、海洋、水産に関する専門的知識と技術を習得させ、心身共に健康で豊かな人間性と識見を備えた海洋新時代に対応できる人材を育成することを教育方針としております。
 本校は昨年度、卒業生の進学率と就職率で共に100%という、すばらしい成果をあげることができました。これは卒業生の皆さんが、自分の夢や目標の達成のために一日一日の授業を大切にし、積極的に取り組んだ結果です。
 このようなすばらしい生徒たちが学ぶ高知海洋高校で、皆さんも有意義な高校生活を送りませんか。
 本校は水産や海洋系に興味や関心のある皆さんを、全国から募集しております。高知海洋高等学校で一緒に勉強をしませんか。

(06.04.8)


     

第3代目 学校長 藪内末廣先生 県教育センター長に御転出

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    第3代 学校長 藪内末廣

昨年のことになるが、体験航海で私自身が深く感銘を受けたことを書いてみたい。

平成17630日、五台山小学校の児童たち30名と先生方と本校の実習船「土佐海援丸」に乗船したときのことである。タナスカを離港していつもの風景を眺めている時、桂浜沖に出て30分位してのことだ。船でアナウンスがあった。「イルカの群れです」 突然のアナウンスに驚いたが、舳先の子ども達とまぶしいほどの紺色の海を見て、さらに驚いた。先頭を泳ぐイルカに続いて何十頭ものイルカが白い波しぶきをあげながら、波をそれこそ切っていくのだ。大パノラマだった。「ワーッ!すごい!!」子供たちが一斉に叫んだ時は、私も思わず叫んでいた。「ワーッ!すごい!!」としか言いようがないのである。乗組員に聞くと100頭以上の群れだったということだった。おまけにイルカたちのパフォーマンスぶりに涙が出そうになった。片側の海を泳いでいたイルカたちは舳先の反対側にいる子ども達のために、全員が船の下を潜って反対側に現れたのだ。「ワーツ!すごい!!」歓声と一緒に拍手が乱れ飛んだ。何て賢いイルカたち。「あれで漁師にとったら網は破れるわ、危介なもんでして」と乗組員からきかされたが、漁師の方には申し訳ないが、イルカの頭の良さ、サービス精神を眼の当たりにして、イルカの困った点など吹き飛んでいるのが事実だった。ゴメンなさい、漁師さん。

さて、現実の自然の海でのはじめてのイルカたちの洗礼は、私には大きな感動だった。海洋高校でしか経験できないものだった。それと7月5日には高岡第二小の児童たち11名と先生方と乗船した体験航海ではクジラとの遭遇があった。イルカとの出会いにインパクトが強かったので、クジラには申し訳ないけど、すごい感動というものはなかったが、本校の専攻科の生徒の児童たちへの対応には、感動した。波が舳先を越えてくるほど高く、船は揺れ、恥ずかしい話だが、私も大急ぎでトイレにかけこんだ。小学生たちも何人かは甲板でグッタリ横になって死んだように動かなかった。その折、専攻科の生徒たちが水を飲ませたり、「大丈夫で」と背中をさすったり、甲斐甲斐しく世話をしていた。同席していた高岡第2小の校長先生から「君たちは本当に素晴らしい生徒たちだ。児童たちは是非海洋に行かしたい。本当にすばらしい、と激賞してくださった。内心、鼻高々だったし生徒たちに心から感謝した。本当に有難う。君たちは私の心からの誇りだし、海洋高校の宝だ。これからもよろしく頼む。

以上、体験航海で、深く感動したことを二つ書いてみた。やはり海洋高校だからこそ、海洋高校以外では体験できない事柄だ。海洋高校にいられることに感謝したい。

ビバ、高知海洋高校!

 


 

第2代目 学校長 夕部容弘先生 ご勇退
taisan.jpg 第2代目校長 夕部容弘先生が退職されました。在任期間は平成13年4月から平成16年3月まででした。お疲れ様でした。

アメリカミズキ 夕部元校長が記念植樹された、アメリカミズキが今年初めて花を咲かせました。


タイサンボクの花
taisan.jpg  初代校長 楠瀬則夫氏が退職記念に植えられたタイサンボクの花です。昨年から咲き始めていたのですが、今年、初めて写真撮影をしてみました。(写真をクリックすると<640px×480px>サイズの写真を見ることができます。