クマゼミ

このセミの鳴き声が聞こえ始めると、「夏!」という感じがします。

高知に住んでいる私たちにとっては、夏の身近なセミですが、
実は、このセミも日本全国にいるわけではないのです。

クマゼミ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 分布域は関東南部東海北陸地方西日本(近畿、中国、四国、九州、南西諸島)である。なお、台湾、中国に分布するという報告もあったが、台湾の記録の多くが近縁のタカサゴクマゼミの誤同定で、中国大陸の分布も疑わしい(中国南部の低山帯では、クマゼミとよく似た声で鳴くマンダリンクマゼミというセミも生息する)。近畿・九州地方などの西日本の平地では個体数が多く、都市域でも普通に見られる。

 1980年代以降、大阪市などの西日本の都市部で、セミ全体数に対するクマゼミの割合の増加が観測されている。従来はアブラゼミが最もよく見られるセミで、クマゼミは九州などの温暖な地域に多いセミで、本州では珍しいセミであったが、近年は頻繁に確認されるようになった。また1990年代頃から関東地方や北陸地方でクマゼミ生息地の東進・北上が報告されている。

 クマゼミは南西諸島にも生息するが、奄美諸島の喜界島、奄美大島、徳之島には従来分布しない。周辺の沖永良部島や与論島ではごく普通に見られるが、上述の奄美三島だけがクマゼミの空白地帯になっている。その理由を気候要因から説明するのはほぼ不可能であり、現在でも謎に包まれている。奄美大島と徳之島では近年になって生息が確認された(喜界島では未発見)が、これは人為的移入とみられている。なお、最近の奄美大島ではクマゼミの生息数が順調に増加しており、島内の色々な地域で鳴き声が聞こえるようになったと報告されている。


ところで、セミの羽化の様子を観察したことがありますか?

この時期、自宅の部屋の中で意外と簡単に観察することができるのですよ。
挑戦してみませんか?

@ 明るいうちに、近くの公園(小高坂小学校の桜の木にもたくさんいます)などで、セミの「ぬけがら」がいくつか付いている木を探しておきます。(木の根元に、2cmぐらいの穴がいくつか、開いていれば、もう完璧です。)

A 辺りが薄暗くなったら、再び、その場所に行き、懐中電灯で、その木の幹や根元を見てみましょう。セミの幼虫が歩いて(動いて)いると思います。

B 幼虫を見つけたら、1匹だけを家にとって帰りましょう。 ※1匹の羽化を見るほうが、より感動的です。

C 家に帰ったら、カーテンなどの下の方に幼虫をとまらせます。 ※ややザラザラした布地の方がいいと思います。

D 電灯を消して、しばらくの間、幼虫が自由に動ける時間をつくりましょう。お気に入りの場所が決まると、動かなくなります。ときどき様子を見て、幼虫が落ちていたら、カーテンにとまらせてあげましょう。

E しばらくすると、羽化が始まります。 部屋が明るいと始まりません。羽化が始まったら、明るくしても大丈夫です。

※飛べるようになるには、朝までかかります。そのままそっと朝までおいてあげて、朝になったら、逃がしてあげましょうね。