平成25年度 学校経営方針


本校の学校教育目標

「自ら学び、たくましく生きる心豊かな児童の育成」


を達成するために、以下のとおり「学校経営の5つの柱」を掲げた。

学校経営の5つの柱 (学校教育目標達成のための具体的な方向)


(1) 全ての子どもが安心して過ごすことのできる学校
 全ての児童が安心して過ごせる環境を提供することは教職員の最大の責務である。保護者にとって学校は安心して子どもを任せられる場所であり、また、子どもたちにとっては伸び伸びと学べる場でなければならない。規律の乱れはその場で正すことのできる「規律のある学校」づくりに努める。

(2) より良質な学びを提供する学校
 子どもたちの10年先を見据え、その状況に柔軟に対応できる力、即ち「生きる力」を身につけさていかねばならない。私たち教師は、子どもたちにより良質な学びを提供するために「確かな指導力」「授業力」を身につけることが不可欠である。学ぶ喜びを味わわせ、今までの蓄積をもとに、基礎学力の定着と自己表現力の向上を目指して継続的に取り組む。  

(3) 清潔で明るい学校
 心豊かな子どもを育てるには、相応の環境が必要である。与えられた施設・設備の中で、より充実した生活をおくるためには、清掃や愛校作業などによる環境美化はもちろんのこと、日々の生活の中でのさまざまな人間関係や言語環境等にも留意することが大切である。メンタルな環境をよりよいものとすることによって、清潔で明るい学校風土づくりに努めたい。 

(4) 信頼される学校
保護者や地域の方々にとって必要な情報は可能な限り提供し、何か困ったことがあ
れば互いに相談できる関係を築いておきたい。そのためには、担任を窓口に学校と家庭との連携を強めることはもちろん、全教職員が子どもには愛情を、保護者には共感を持って接し、両者から信頼を得ることができるよう日々の一つ一つの取り組みを大切にする。

(5) 組織で動く学校
   子どもの向上を大切にするための具体策を検討する際に、経験だけではなく科学的な根拠を重視する。そのためには、校内外のデータ分析や情報交換の有効活用を強く意識するとともに、初期対応の段階から個人の意思や判断で動くのではなく、必ず担当部署等に相談し、必要に応じてチームを組み、組織として動ける体制づくりを推進する。教務や授業研究、生徒指導等に携わるミドルリーダーが学校経営に積極的に参画する、全教職員によるぶれのない指導体制を構築したい。