室戸市教育委員会

室戸市教育委員会

ホーム > 室戸の史跡・文化財 > 空海と室戸

室戸の史跡・文化財

掲載日:2014年07月15日

空海と室戸

 弘法大師、空海は774年6月15日、讃岐国(香川県)屏風ケ浦に生まれた。幼名を真魚(まお)といい、神童のほまれが高かった。15才で京に上がり、18才で大学に入り、勉学に励んだ。儒学を学ぶうち、仏教に心を傾けるようになり、仏教の研究を進め、俗世間を離れて苦行の道にいった。吉野大峰で修行したのち空海は、四国路を渡り阿波の大滝寺にこもって難行を続け、やがて山を下り、人跡まばらな海岸をたどって室戸崎に向かうのである。空海が室戸崎に来た年齢については諸説があるが「室戸町誌」では24才としている。この時の室戸崎は秘境であり、霊域であった。ここにたどりついた空海は「神明窟」にこもって修行した。隣の御厨人窟には毒蛇が住んでおり、往来の人畜に危害を加えるので、空海が加持力をもってこれを退出させたという。こうした室戸の荒磯乱礁のほとりで苦行修行を積みながら悟りを開くのである。
 弘法大師空海にとって、室戸崎の大自然は、まさに第二の誕生の地と言い得る霊地となった。室戸を去った空海はあらゆる仏典や諸学を学び、804年遣唐使に従って中国に渡った。入唐した空海は真言密教に没頭し、在唐二カ年にして日本に帰った。そして再び室戸の地を訪ね、室戸の地に三山を開いたのである。(室戸市史、上巻より)

参考文献・・室戸市史(上巻、下巻) 室戸の文化と史跡(室戸市教育委員会)

弘法大師空海

神明窟

弘法大師空海
弘法大師空海

このページの先頭へ

Copyright(C)2014 Muroto City Board of Education, All right reserved.