不審者侵入時における対応
ポイント @児童の安全を確保する。
A迅速な通報に努める
B教職員の受傷防止に配慮する。
事前の対策 門の施錠、視界を遮るものの除去、防犯用品(さすまた、催涙スプレー等)
教職員の役割分担、訓練
  関係機関、PTA、地域への協力要請
児童対象の安全教育、訓練、防犯用品(ブザー)の貸与
保護者の緊急連絡先簿を作成しておく
 
来校者の確認 来校者受付・ 来校者への声かけ       教職員
「ご用件はうかがっていますか?」「どちらへご用ですか?」
 
不審者の疑い 落ち着いて対応する(児童から遠ざける)     教職員
「ご案内します。」「校長室へどうぞ。」    
 
不審者の教室侵入 落ち着いて対応する(児童から遠ざける)     授業担当教員
「教室ですので、校長室へどうぞ。」      
<危険な不審者の侵入>
危険発生 危機的状況であれば大声、防犯ブザー、火災報知器で知らせる。 授業担当教員
避難場所を指定して児童に指示する。
「職員室へ逃げろ」「外へ逃げろ」      
 
通報 一人では対処できないので、児童を使ったり、大声をあげて   授業担当教員
応援要請 110番通報や119番通報をするよう他の教職員の応援を求める。
  「だれか来てくれ」「職員室へ行って応援を呼べ」  
 
不審者への対応 教職員は複数で現場に向かい、即時対応する。     不審者対応班
落ち着いて対応し、相手を興奮させない。
  相手との間合いに注意し、自分の力を過信しない。
  行為の抑止(可能な場合)警察が来るまで時間を稼ぐ。
  犯人には素手で組み付かない。
  身近にあるもので役立つ物を活用する。
  (いす、机、消化器、モップ、ほうき等)      
  校内放送で緊急時の発生を知らせる。 教務
  「○○会議が始まりますので、先生方は職員室へ戻ってください。」等
 
関係機関への 学校長の判断で 警察 電話:110   防災無線:110 通報器 教職員
緊急連絡     消防 電話:119   防災無線:119  
 
授傷した児童・ 応急手当(負傷時の状況を把握・心肺蘇生・止血等)   養護教諭・学級担任
教職員への対応 救急車での搬送、同乗
  保護者への連絡(搬送先、傷害程度等)
  事情聴取            
 
周囲の児童への 児童を別の出入り口から避難させる。事情説明     学級担任
対応 保護者への引き渡し         教頭
校内の巡視、安全確認         事務・用務
事後の対応 教職員の情報の共有化、今後の対応方針の決定
事件の記録、整理と報告、マスコミ対応
児童の心のケア