作業学習 

   

 

 木工では、中学部の畑に立てる立て札や作品展に出品する椅子やすのこづくりをしています。のこぎりで木を切ったり、釘や木ネジを、工具を使って組み立てたりしています。皆、作品の仕上がりを楽しみにしながら作業に取り組んでいます。

 

布・紙工では、刺し子や卒業生を送る会の衣装、幡多教育文化展に向けての作品を作っています。

写真は、ブレスレット作りの写真です。。

 

加工では、牛乳パックを再利用しての紙すきに取り組んでいます。

今年度は、牛乳パックをやぶる→水にひたし、ビニールをはがす→干す→細かくちぎる→水と一緒にミキサーで細かくしたものをすく。という、それぞれの工程を全て経験し、見通しをもって作業ができるよう取り組んでいます。出来上がった作品を販売し、売り上げたお金で買い物に行くなど、働く意欲へとつなげています。

 

 

中学部農耕作業は、小学部の「遊び学習」を発展させ、高等部の「作業学習・職業」へ繋げるパイプ役としての位置づけがあります。その課題の下に、一人ひとりの到達度に応じた作業内容を提示することを基本におき、下記の4点を目標にあげて取り組んでいます。

 

農耕作業を通して体力・集中力・持続力を養う。

お互いに協力し合い、最後まで根気よく作業に取り組む態度を養う。

作物の育成から収穫、販売までを通して、働くことの基礎的知識を身につけ成就感を味わわせる。

働く意欲を培い生活する力を高める。