校長室
PTA副会長・画
校長 井上 貴美
本校は、高知県西部に流れる日本最後の清流「四万十川」の流域、四万十市にあります。四万十市の中心街は土佐一条氏によって、京都を
模して碁盤の目伏に区画されており、土佐の小京都ともいわれています。また、近海ではホエールウオッチングも楽しめます。
その自然豊かな四万十市に、昭和47年に高知県西部の唯一の特別支援学校、高知県立中村養護学校として開校し、平成23年に知肢併置校
となり、平成25年4月1日より校名が「中村特別支援学校」と変更されました。
現在、複数の障害に対応できる特別支援学校として、施設・設備、教育内容の充実を目指し、教職員一丸となって取り組んでいます。
児童生徒数は、小学部17名、中学部27名、高等部48名の計92名で、家族的な雰囲気が感じられる規模の学校です。
「元気 協力 思いやり」を校訓として、「一人一人が喜びを感じ、豊かに生きる力を培う」ことを教育方針としております。
本校は、一人一人の可能性を最大限に伸ばし、社会の一員として自立を目指して生きていく児童生徒を育てることを目標に、 平成22年度
より、第T期として3年計画で小・中・高・寄宿舎の一貫した、組織的、系統的なキャリア教育の推進を行ってきました。 平成25年度からは
第U期として2年計画で、これまでの研究成果を活用し授業実践に結びつけ、 全ての学級においてキャリア教育の視点で研究授業を行い、本年度は作業学習に焦点を当てた研究事業を計画しています。
また、 本校は、「西部地域における特別支援教育のセンター的役割」を担っており、地域支援担当教員が、高知県教育委員会西部教育事務
所と 連携して、地域の幼・保・小・中・高の教育相談や校内研修会の支援に出向くなど、積極的に地域支援に取り組んでいます。