四国随一の一級河川である四万十川には沢山の伝統漁法があり,現在も
なお多くの地域住民が川漁専業で生計を立てている。このことは四万十川
では自然環境と人間との共生が現在もなお維持されていることを示してい
る。伝統漁法は魚の生態に基礎を置いて構成されており,自然環境を破壊
することもない。

この考えがこの川における漁業生産を支えてきている。ここでは,柴漬け,
コロバシ,石黒,ゴリガラ曳きの4伝統漁法について,魚の生態に基づいて
どのように漁獲されるか,を漁師とアカメの対話様式を通じて説明した。

校区の四万十市角崎で伝統漁法で川漁師をされている
一藤貞男さんにお話を聞きました。

一藤さんの著書より