真静寺

 有岡山真静寺は、1321年(鎌倉時代)、有岡の地頭:民部少輔(みんぶのしょう)により建てられた高知県の中で最初の日蓮宗のお寺です。民部少輔とは、朝廷の役職名の一つで、「諸国の戸口、田畠、道路、租税などを掌る役所の管職名」です。地頭とは、「鎌倉幕府の職名。1185年(文治元年)、源頼朝が勅許を得て制度化。全国の荘園・公領に置かれ、土地の管理、租税の徴収、検断などの権限を持ったが、次第に職域を超えた存在となり、室町時代には在地領主化が進行した。」【竹村校長先生の資料による】

平成29年11月17日撮影