高知県立
高知西高等学校


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シンガポールリサーチが行われました

平成27年9月22~26日

 9月22日から26日の日程でシンガポールリサーチが行われ、生徒10名が参加し、現地の食についてリサーチを行いました。

 シンガポール空港では、本校卒業生でシンガポール日本人学校に勤務する宮田竜一先生が迎えに来てくださり、シンガポールの食についてお話ししてくださいました。初日の夕食は広東料理。ウエイターのお兄さん達にこれは何?シンガポールではよく食べるのですか?など質問したり、メモを取ったりしながら味わっていました。


  

 23日はサントリー傘下のセレボス社を訪問し、日本から派遣されている寺岡様、岩井様から販売製品の説明や「なぜ売れているのか」などのお話を伺いました。グローバル・リーダーについてのお話もあり、生徒たちがグローバル・リーダーについて考えるよいきっかけになったようです。
 その後、ジュロンポイントという大きなショッピングモールで日本食を広める仕事をされている筒井貴彦様から海外で日本を理解してもらい、ビジネスとして生き残るにはどうすべきかというお話をお聞きしました。

  

 A★STAR(科学技術研究庁)では、高知出身でトップレベルの研究者として活躍されている井上雅文先生から先生の「ヒトインフルエンザ:豚鶏から人へ」に関するご研究や科学技術に関する国の方針などのお話をお聞きし、様々な分野で研究開発されたものを見学・体験することができるFusion Worldで最先端を行くシンガポールの科学技術を目の当たりにしました。井上先生からは日本とシンガポール間とアメリカ横断の距離はほぼ同じというお話があり、世界がぐっと近くなった気がしました。

  

 翌日には井上先生に御同行頂き、バードパークを訪問し、シンガポールで著名な獣医師の奥村ちはる先生からお話をお聞きしました。生徒たちは鳥インフルエンザ等についても積極的に質問をしていました。ちなみに今回が先生にとって日本の高校生への初講義だったそうです。

  

 その後、本校卒業生の旭食品竹内様のご案内でこの7月シンガポールに「酔鯨サロン」をオープンした銀座鮨一さんを訪問し、英語での商談を見学させて頂きました。「酔鯨」をどのようにひろめるかという内容で大変興味深かったです。
 ここには以前高知県の教育政策課長をされていたマレーシア大使館一等書記官の黒沼一郎様も同行してくださいました。黒沼様からは、なぜ国はSGH事業をやることにしたのか、国が考えるグローバル・リーダー像についてお話をお聞きすることができました。

  

 リサーチ最終日。インドネシアの野焼きの影響でモヤがかかったようになるヘイズが発生し、シンガポールの教育省が学校閉鎖の通達を出したため、カナディアン・インターナショナルスクールの訪問はキャンセルとなり、訪問先の学校で調べるはずだったことをホテルで行いました。ロビーには様々な国の人が集まります。高知のお菓子を食べてもらったり、高知の食材の知名度や各国の伝統の味などについてインタビューしたりしました。

  

 滞在中は事前学習からお世話になっているシンガポール在住の西村梓さんが同行してくださり、ガイドブックにないような情報を提供してくれました。また、高知県シンガポール事務所など、多くの高知家サポーターの方々に支えていただき大変充実したリサーチとなりました。ありがとうございました!


 
  
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