みんな仲間 地域の人たちにささえられて!
< 学校・保護者・児童・地域のあったかネットワーク >
平成9年度12月、学校・保護者・児童・地域の4者が意見交換をしながら、学校教育を子ども達にとってよりよいものにしようと設立したものです。「三つ尾」というのは、越知町が昔「三尾村」とよばれていたことからその名をとりました。今までに、毎年数回この会がもたれていますが、下記に児童会を中心とした三つ尾委員会への子どもたちの取り組みの経過をまとめています。
平成10年 9月9日
3年生以上の学級で「こんな学校にしたいな」アンケートを実施しました。そして、三つ尾会に提出できるように9月末日までにそれぞれの学級で話し合いをもち、みんなの思いをまとめて児童会に提出した。
<平成10年 10月12日 >
三つ尾委員会に「こんな学校にしたいな」の要望書を提出して、そこで話し合った。たくさんの要望の中から、下記の2点が取り上げられ、今後の課題となった。
月に1度 お弁当の日を!
動物を飼いたい!
三つ尾委員会に提出した「こんな学校にしたいな」の要望書の内容の一つひとつに対して、校長より代表委員会の場でくわしい説明があり、今後上記の2点について各学級で話し合いを進めていくよう確認をした。
平成10年 11月9日
提案された2点につき各学級で話し合い、児童会がそれらの意見を集約して校長に報告した 。
その後、PTA役員会で「お弁当の日」実現にむけて取り組みがなされ、各家庭へのアンケートも実施しされた。そして、家庭より賛否の意見が寄せられた。
平成11年 2月25日
PTA役員会で、いろいろな意見をもとに話し合いがもたれた結果、「月1回のお弁当の日」を実施するということになりました。
自分たちの学校を良くするために、全校に呼びかけ、意見を集約し、三つ尾委員会で大人の人と話し合う機会がもてたことで、子どもたちが「開かれた学校づくり」に参加する体制づくりの基礎ができたと思う。これからも、学校生活を楽しみ充実したものにしていくためにはどうすればいいのかみんなで考え、開かれた学校づくりを視野にいれた活動をすすめてかなければならない。
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「月に1度 お弁当の日を!」という子どもたちから声が実現し、お弁当の日には教室から離れ、自由に昼食を楽しむ姿みられています。子どもたちからは、「好きなものが食べられるし、おかずの交換もできるので、楽しみにしている。」という声も聞かれています。また、社会見学や生活科、総合的な学習の時間とも組み合わせて、お弁当持参で校外に学習にでかけることもあり、学校生活の中に楽しい時間が増えてみんな喜んでいます。
「動物をかいたい」 という子どもたちの願いも、どんな動物にするか等、真剣に話し合われた結果、小鳥とメダカということになり、実現することができました。檜づくりのりっぱなとり小屋では、地域の方からいただいたセキセイインコとニワトリを飼っています。今では、 セキセイインコとニワトリがとっても仲良くなりニワトリの背にインコがとまっているかわいい姿も見られています。世話は主に1年生が担当で(5・6年生の飼育栽培委員会が補助役)、毎年新2年生から1年生に、ニワトリ当番の引継ぎの会も行われ、子どもたちの手できちんとお世話ができています。
「動物をかいたい」 という子どもたちの願いの中でお魚がいる池がほしい。という意見もありました。そこで、越知町内にいるメダカを大切にしようということから、メダカ池を作ってもらいました。地域のメダカに詳しい方の協力もあり、たくさん卵がうまれどんどん増えています。H12年度には、増えて池いっぱいになったメダカをどうしようかという話し合いになり、地域でメダカを希望する人にプレゼントをしようということになり、児童会を中心にして子どもたちの積極的な活動がみられました。子どもたちの意見から、メダカをペットボトルに入れて配ることになり、ペットボトル集めから、えさ代の募金活動、メダカプレゼントのメッセ−ジ書きなど、忙しかったけれど、とても楽しい活動ができました。メダカプレゼント大作戦!として、数人ずつが希望者の所に持って行って手渡し、とても喜ばれました。子どもたちからでた「お魚のいる池がほしい」の願いから始まったこの活動も、たくさん地域の方々とのふれあいを通して大切なものになっています。子どもたちからは、「池やとり小屋のまわりにみんなが集まっているのを見て、自然にふれあう場所ができてよかったと思う。」という感想もありました。
上記のほかにも
教室の気温がとっても高くなるので、扇風機がほしい。
ビデオデッキを増やしてほしい。 などいろいろな要望がだされましたが、自分たちが要求するだけでなく、町のためにできることをしようという子どもたちの意見から学校の近くの梅ノ木川の清掃活動(月1回)に自分たちも参加させてもらい、大人といっしょに活動して町をきれいにしようとしています。その他にも、「自分たちの願いがかなっていろいろなことが実現されたが、自分たちもル−ルを守ってがんばらなければならない。」という感想もあり、三つ尾会が子どもたちにとっていい会になっているようだ。
< 平成11年 7月 5日 >
「ぼくたち・私たちの主張」をした。
・自己紹介
・主張発表 こんな学校がいいな
こんな町がいいな
こんなおとなになりたいな
・意見交換
< 平成11年 11月15日 >
「ぼくたち・私たちの主張」 その後の取り組みについて報告
・カンやゴミのない町・学校 ・・・ クリーン作戦(縦割り班活動)
・お年寄りや不自由な人が困らない町 ・・・ 親子人権学習(講演会 講師の方が盲導犬とともに来校)
・活気あふれる町 ・・・ 町のお祭りの絵馬や作品展への参加
・交流できるお祭り ・・・ 「おなばれ」に参加
・上級生から下級生まで仲よく ・・・ 全校あそびの日実施
・あいさつのできる学校 ・・・ 校内あいさつ運動 町あいさつ運動標語募集に参加
・川や山へ行き、自然と親しむ ・・・ お弁当の日に校外へ
生活科や理科、図工で川や公園へ
< 平成12年 7月4日 >
出席者 児童会執行部 児童代表(5・6年各クラス3名) 計18名
地域の方 3名 PTA 2名 学校 6名 越知町長 次長
校長・町長・次長 三つ尾会委員自己紹介からはじまり
子どもたちから、自分たちのいろいろな願いが実現された感想発表へと続いた。
お弁当の日 ・・・ おべんとうの日ができて、いろいろな場所で友だちと楽しく食べれるのでうれしい。
食べたいものが食べれるし、おかずの交換もできるので楽しみにしている。
とり小屋 ・・・ 池やとり小屋のまわりにみんなが集まっているのを見て、自然にふれあう場所ができてよかったと思う。
教室の扇風機 ・・・ 扇風機がついて教室の中が涼しくなり勉強がしやすくなった。(北舎3階)
メダカ池 ・・・ 池ができてメダカもどんどんふえて、学校が明るくなったようでうれしい。
観察ができて勉強になるし、興味を持つ人がふえた。
自然や動物を大切にしようと思う。
梅の木川の清掃 ・・・ ゴミがいっぱいあったが、掃除していくうちにだんだんきれいになってうれしい。
これからも続けたい。
自分たちの願いがかなって実現されてよかった。いろいろなルールをしっかり守って大切にしていかなければいけないと思う。
大人の感想
子どもたちの声を直接町に届ける取り組みはたいへんいいと思う。こういう話し合いを続け、みんなの意見を大切にしていきたい。
< 平成12年 11月24日 >
梅の木川の一斉清掃への取り組みについて話し合いました。
月に1回の清掃活動の時間についてみんなが参加しやすい時間ということで話し合い、確認をしました。川がだんだんきれいになってきたという報告に、みんなでがんばろうという思いがさらに強くなっていきました。
子どもたちの主な活動内容 ・・・ 梅の木川やその上流、それから仁淀川との合流地点のゴミを拾うことが中心だった。ゴミは、燃えるゴミと燃えないゴミの2種類に分けてしまつをした。
今まではろいろなことをしてもらいたいという要求が多かったけれど、児童も積極的に参加して活動していくようになり大きな前進となった。川の清掃については、息の長い取り組みになるよう頑張っていきたい。
その他にも
・校外での子どもたちの生活について
・交通ルールが守れているか
・自転車に乗るときのヘルメット着用について
話し合いがもたれた。
子どもたちからの意見、PTA、地域の方々等いろいろな立場からの意見が出され、いい情報交換となった。
< 平成13年 7月 2日 >
学校安全面について
学校へのバイクの乗り入れや犬の散歩禁止をよびかける取り組みを早急にするように要請した。
子どもたちの声・様子について
子ども部屋で自分の世界に入り、孤立してしまうことのないように。
一人ひとり個性がある。「人に迷惑をかけるな」この1点は守らせて、その子にあった子育てをしよう。など
< 平成14年 3月 11日 >
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・夏休み中の水質調査。1時間おきに計測して大変貴重な資料を入手することができた。子どもたちが積極的にかかわってできていた。ほたるの放流等遊びも取り入れた触れ合いを多くしていきたい。
・環境学習も知識だけで理解できていてもピンとこない者もいる。梅の木川の清掃等に参加したり、理科の授業に取り入れたりして、実際自分で確かめることが大切。
・総合的な学習の時間の研究・実践をしてきて、地域との交流が深まった。子どもたちは、地域の人と触れ合い、地域の良さを学ぶことができた。
・これからも学校側がどんどん地域への協力要請を出して参加への糸口を作ってくれれば、学校に直接関係のない者でも協力できるし、参加していきたい。
子どもたちの実態を情報交換しながら、新教育課程への対応を出し合った。
基礎学力を大切にした取り組みを強めていきたい。読書も大切にし、各学年の課題図書を選定中。各教科の基礎的な力を生かして、総合的な学習の時間へつなげ、生きて使える力を育てるよう取り組んでいる。
三つ尾会での話し合いは、子どもたちの要望や学校現場の様子、地域での子どもたちの生活へと、その内容は多岐にわたってすすめられている。そのために、地域と学校が手を取り合って子どもたちの成長を見つめていく上で、この会はとても有意義なものとなっている。子どもたちの思いや願いが学校から出て越知町へと届けられる機関としての貴重な会でもある三つ尾会をこれからも大切にし、さらなる発展を期待している。
< 平成15年 7月 14日 >
越知小PTAの役員の方・川と山と夢の会の方・教育委員会・越知小教員などの参加者で話し合いをした。学習面・生活面・児童会の取り組み等、学校での子どもたちの様子や地域での子どもたちの姿などいろいろな意見や感想が出された。
あいさつ運動について ・・・
・大人から子どもたちにあいさつをすると、ほとんどの子どもはあいさつを返すことができている。子どもたちからすすんであいさつができるように、これからもずっと声がけを続けていこう。
・学校では、「あいさつの大切さ」や「あいさつをすると気もちがいいこと」などを子どもたちといっしょに考えているが、さらにあいさつについてのおもしろみのあるような取り組みも取り入れてみてはどうか。
・子どもたちが自信をもってあいさつできるように、いい時にはほめながら見守って育てていこう。
・「おはようございます」「さようなら」の毎日のあいさつから地域の大人との親しいつながりができる。つながりができると、危ない時注意をしたり、手助けをしたりできる。
・あいさつをしていない大人もいるので、子どもといっしょになってあいさつをし、あたたかい地域、いい町をつくろう。
梅の木川の清掃活動への取り組みについて ・・・
・子どもたち自身で課題を見つけて活動していく時期にきているのではないか。子どもたちが考えた活動に大人が協力していくような活動になるとすばらしいと思う。
・せっかく子どもたちがゴミを拾って川をきれいにしても、大人が捨てていく場合もあるので、川沿いにゴミかごを設置してみてはどうか。
・科学的に川の水を調べたり,水生生物の調査をしたり、時間ごとに調べてみるのもいいと思う。
保護者の方へ ・・・
・いろいろな活動に積極的に参加してもらい、親がしているところを見せながら親子でいっしょに活動していく場を大切にしよう。
・親子でいっしょに活動していく中で子どもたちは成長していくのだと思う。
* 今回子どもたちの参加はありませんでしたが、今までには町長や教育長が参加して子どもたちとの意見交換をしたこともあった。いろいろな立場の方が集まり、意見や感想を出し合いながら学校教育を子どもたちにとってよりよいものにしていきたいと考えている。