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	地域ぐるみの教育地域教育推進協議会

平成１３年度越知町教育委員会行政方針
高知県教育委員会の行政方針を基調とし、関係機関との緊密な連携を保ちながら、越知町の教育の振興を図る。

町の発展の基本を「人づくり」と考え、心身ともに健康で、創意と自主性にとむ調和のとれた町民の育成をめざす。そのため、教育環境の整備と改善に努め、組織的・総合的な教育施策を推進する。特に検証と総括の年といわれる土佐の教育改革、青少年健全育成、生涯にわたり学習していくことのできる環境づくりを重点課題として取り組む。

学校教育においては、児童生徒の基礎学力の定着と学力の向上体力の向上及び心身の健康・道徳教育の充実をはじめ、自ら学び自ら考え・自ら課題を解決していくことのできる能力「生きる力の育成を図る。教職員は地域や学校の実態に立った上で、学校間の連携を深め、共通認識の基に一貫した指導体制を構築していくとともに、指導力の向上と資質を高めるよう研鑽を積む。

地域教育については、地域教育指導主事や越知町地域教育推進協議会を中心として、開かれた学校づくりや学校・家庭・地域の連携による教育力の向上に継続して積極的に取り組んでいく。

社会教育においては、指導推進体制の整備と充実を図るとともに、生涯各期における学習機会の拡充に努める。学校週５日制の推進に伴い、特に学校教育と緊密に連携し、児童・生徒の豊かな校外活動を助長するとともに、家庭教育の充実を図る。

青少年の非行やいじめ等の問題については、常に関係機関・PTA・その他教育関係団体とのとの連携を強化し、地域ぐるみの組織活動の推進をはかり、青少年の健全育成に努める。

町民総スポーツの推進については、総合運動場と屋内多目的運動広場の活用、学校体育施設の積極的な開放を行うとともに、指導体制の充実に努める。また、平成１４年度に開催される「よさこい高知国体」に向け、最終的な組織強化と施設面の点検を行う必要がある。

文化の振興については、町民のうるおい、やすらぎのある文化性豊かな生活環境づくりをめざし、横倉山自然の森博物館の活用促進と、ここを核とした文化活動を推進するとともに、公民館を中心に地域の活動を積極的に推進する。また、地域に残る資料の保存・活用を図り、町の文化財の保護と愛郷精神の普及に努める。

人権教育については、人権教育協議会を中心に、いっさい差別のない社会の実現をめざして、適正かつ効果的な教育の推進に努める。

これらの諸施策の推進に当たっては、教育関係者の積極的な努力はもとより、町民各層の理解と協力が必要であることは言うまでもない。そのような理解・協力のもと、関係機関とも緊密な連携を保ちながら、越知町教育の振興発展のため、全力を傾注して町民の期待にこたえなければならない。