防災を学ぶ
5月12日(火)に各学年、大方高校の行っている防災教育についてのオリエンテーションを行いました。
地震や津波、避難訓練などを繰り返し行う意味や、身に着けてほしい力などの説明と、新型コロナウイルスの脅威や大雨も災害であり、どうすれば自分の身を守れるか、そんなときに他者とどう関わるかなどを話しました。そのあと、高知県の「高校生のための防災ハンドブック」と「高知県防災マップ」を使用し、自宅周辺と通学路の浸水危険区域と避難場所、いざというときの行動について確認しました。
最後にカバンや財布に入れておく「大方高校防災カード」に氏名や緊急連絡先を記入しました。
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JICAのみなさんが本校を訪問
2月12日(水)に、JICA(独立行政法人 国際協力機構) の「2019年度『防災教育制度の向上』コース研修」に参加している6つの国と地域(バングラデシュ・エジプト・フィリピン・ソロモン諸島・南アフリカ・トルコ)の研修員の方が本校を訪問されました。
学校長の挨拶の後、本校の防災教育の取組について浦田教諭から紹介を行い、質疑応答を行いました。研修員の皆さんはその後、1年生の防災LH「備蓄している「非常袋」の中身について考える」ワークショップを参観しました。研修員の皆さんは、作業をしている生徒たちにいろいろと声をかけ、質問をしていました。
最後に、取組や授業参観をとおしての質疑応答を行いました。多くの質問が出て研修員さんの熱心さが伝わりました。
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入野小学校で出前授業
2月7日(金)に、地域学を選択している2年生が、お隣の入野小学校で出前授業をしました。
地域学の授業の中で、生徒たちが作った「防災かるた」を使って、災害時に大切なことや減災のための準備などを児童に教えました。
その他に、避難所での一人当たりのスペースを理解してもらうために、新聞紙を広げて広さを感じてもらう体験や、その場でできる体操なども一緒に行いました。
最初は児童の扱いに戸惑っていた生徒たちも時間と共に徐々に慣れてきて、かるたのルールとして、読み札を読むときはダンゴムシのポーズで待つ!を決めていましたが、それができていない児童や、こっそり覗き見をしている児童に「ルールが守れてないと読まないよ!」などと言ってコントロールをしていました。
未来の地域の創り手である高校生が、自分たちに続く未来の防災リーダーを育成したいと取り組んだ試みでした。
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くろしおボランティアフェスティバルに参加
12月8日(日)に土佐西南大規模公園で開催された、社会福祉協議会主催「くろしおボランティアフェスティバル」に、「地域学」を履修している1年生が参加しました。
パネル展示では本校の防災の取組について紹介しました、また、来場者に本校で作成した「オリジナルHUG」の体験をしてもらいました。
午前と午後の2回行った大方高校の防災教育の取組発表には、多くの方が足を止め、本校の取組について興味を持って聞いてくれました。生徒は、「自分たちの取組を紹介するだけでなく、他団体のボランティア活動を知ることもでき、とても有意義な活動となった。」と感想を述べていました。
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高知大生と交流会
12月8日(日)に高知大のインドネシアからの留学生4人、大学生4人、本校生徒8人で「防災イングリッシュツアー」を行いました。
入野の浜をスタートし、加茂神社、あかつき館、津波避難タワーの順でフィールドワークを行いました。説明は本校の生徒が英語で行いました。各場所に移動し、それぞれの場所で写真を見せながら行う生徒の説明を、留学生たちは熱心に聞いていました。また、ツアーの道中でも、日常生活やお互いの国のことなどを尋ねあい、積極的にコミュニケーションをとる姿が見られました。
津波避難タワーからは、「逃げトレ」アプリを利用し黒潮町役場まで避難訓練を行い、役場の会議室では、黒潮町・大方高校の防災の取組を説明しました。また、昼食は避難所での食事体験と銘打って、アルファ化米と黒潮町缶詰製作所の防災缶詰を食しました。
活動を通して交流を行い、生徒は留学生からの質問にも、自分たちが持っている知識から一生懸命に考え、応えようとする姿が見られました。生徒は「思ったように伝えられなかった。」「もっと英語を勉強したい」と感想を述べていました。
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鴨田小学校の生徒に出前授業
12月6日(金)に「幡多青少年の家」で、鴨田小学校の5年生に本校の「地域学」を履修している生徒が防災出前授業を行いました。
まず、災害が起こった時に取るべき行動や防災に関する知識に関する防災クイズを行いました。
その後の避難所体験では、新聞紙を広げて避難所での1人分のスペースを確認したり、『エコノミークラス症候群』を予防する体操をしたりしました。小学生からは、「2週間は過ごせそうだけど、1か月続くときつそう」「意外とスペースがせまかった」などの感想が聞かれ、実際の避難所生活の大変さを身近に感じているようでした。
最後に、小学生に『未来に残したいもの』を書いてもらいました。家族や友達、写真、想い出、家、自然など、それぞれが大切に思っているものが書かれていました。
交流会を終え、「今日の防災学習交流会でさまざまなことを知ることができました、ありがとうございました。」とお礼の言葉があり、高校生からは「未来を担う小学生に防災学習の大切さが伝わってよかった。これからも防災について勉強していってほしい。」と励ましの言葉を贈りました。
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黒潮町防災シンポジウムで発表と避難所開設訓練
11月2日(土)に開催された、「第5回黒潮町地区防災計画シンポジウム ~我がこととして感じる手づくりの防災計画~」 において、地域学を専攻している生徒たちがこれまでの取組を黒潮町の皆さんに報告しました。
地域の方々と一緒に取り組んだ「避難訓練」や「大方高校オリジナルHUG」の取組と、取組をとおして感じたことや地区防災会議で提案したことなどについて報告しました。
会場の後方では、災害前の町の姿として一人一人が何を残しておきたいのかを問いかける、「未来へのメモリアル展」が開催されました。本校の生徒が、参加者に対して残したいものは何か?次回のメモリアル展のテーマとして何が望ましいかなどのアンケートを取って、シンポジウムの発表とは異なる角度からの協力を行っていました。
夜7時からは、訓練のサイレンが鳴り、避難所である大方高校の体育館に地域の方々が次々と避難してこられました。受付役の生徒が避難者カードを渡し記入してもらい、案内役の生徒が体育館に区画された避難スペースに案内するという開設訓練を行いました。初めてのことで生徒は戸惑っていましたが、一通り終えることができ、繰り返しによる「慣れ」の大切さや、発災時は次々に避難者がやってくるので「避難カードへの記入は状況が落ち着いてからになるかもしれない。」と、参加した生徒たちは話していました。
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蕨岡中学校で出前授業
10月5日(土)、昨年度本校で作成した「大方高校オリジナルHUG(避難所運営ゲーム)」(以下「HUG」)を蕨岡中学校の皆さんと実践しました。本校からは学校設定科目の「地域学」を受講している2年生、北澤・松田・濱岡の3名が参加し、本校の取組紹介をした後、参加者全員でHUGを実践しました。生徒の皆さんだけでなく、保護者の方、地域の方、先生方とも一緒にHUGを実践することができ、とても有意義な活動となりました。
HUGを初めて体験する中学生からは「避難してくる人のことを考えながら、カードの置き方を考えるのは難しかったです。」「これからも今日学んだことを活かしていきたいです」という感想をいただきました。昨年度から大方高校では繰り返しHUGを実践してきましたが、高校生にはない発想が中学生から飛び出したり、地域の大人の方が考える避難所の在り方について知ることもできたりと、今回もたくさんの収穫がありました。これからも、このようにお互いに学び合える交流の場を大切にしていきたいと思います。
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メキシコからの視察団が来校
10月8日(火)の3時間目に、メキシコのゲレロ州の行政官であるラファエル・ドゥランド・マヤさんとラファエル・バルドビノ・ソベラニスさんが来校されました。同行者として、ブラジル人のルイサ・マリア・ウィレクラウさんが来校され、本校の地域と連携した防災の取組について学んでいかれました。
地域学を専攻している生徒たちが、これまでの取組を紹介したのちに、京都大学防災研究所の中野研究員による通訳で質疑応答を行いました。マヤさんとソベラニスさんからは、「オリジナルHUGはどのように展開したのか?」・「大方高校における避難所の課題としてはどんなものがあるか?」・「地域での聞き取り等でどんな難しさを感じたか」などの質問がありました。
生徒たちは、「地域の人や行政の人と一緒にHUGを実施したことや、将来の避難所運営者の育成につなげたいとの思いをもって小中学生にもやり方の指導を行った」こと。「避難所となっている体育館のフロアーが2階であるため、高齢者や体の不自由な人が利用しにくいといった構造上の課題がある」こと。「聞き取りにおいては自分たちが若いというそれだけで受け入れてもらい、難しさは感じなかった」ことなどを、それぞれが答えていました。
お二人からは、避難所運営に関わること以外にも、「家族と避難について話し合いをしているか?」・「生徒がいない時の避難所運営ができるために何をしているか?」・「親と再会するための連絡方法は?」などの質問もありました。
お二人の住んでいるゲレロ州とは大きく異なり、若い人が情報発信を行っていることや助言を行っていることに驚いていたようでした。そして、今回の学びをもとに、「住民に対する生徒からのアプローチ」・「地域の人の情報の獲得」・「住民情報の調査を地域と一緒に展開」・「地域ごとの防災に対する行動化」などを実践したいと語っておられました。
また、メキシコでは、行政や軍が防災対策をするものだとの考えがあり、学校や地域が主体となって進める取組が弱いため、本校で行っているような取組を広げる必要があると感じていたようでした。
最後に、大方高校の生徒の印象として、「規律がしっかりしている!」「規律がしっかりしているからこそ避難所運営などの取組ができるのだと感じる!」「多くのことを学び、しっかり取り組んでいる!」ことを感じたとおっしゃってくださいました。
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京都大学防災関係施設を訪問してきました
8月1日・2日の両日、大方中学校の防災委員他の生徒8名と一緒に京都大学の防災関係施設を訪問してきました。大方高校からは、中村・濱岡・ハジィフ・濵口、山﨑、徳廣、徳廣、中澤の8名の生徒が参加しました。
初日は京都大学吉田キャンパスに昼過ぎに到着し、「京都大学総合博物館」を見学し、宇治キャンパスの防災研究所へ移動。その前に近くの吉田神社(吉田兼好ゆかりの神社)に立ち寄り、「ダルマおみくじ」を引きました。生徒たちはおみくじの結果に一喜一憂。防災研研究所では、「防災ミュージアム」に展示されている様々な災害についての紹介展示の説明や、地震計・DVDの紹介、液状化現象の紹介などをしていただきました。見学後は研修室で「防災クロスロード」の演習を行いました。
2日目は、大阪府の高槻市にある「阿武山観測所」を訪問しました。「阿武山観測所」では、矢守先生からなぜここに観測所が建っているのかについての説明があり、続いてボランティアの方から地震計の変遷についての紹介がありました。
その後施設見学を行いました。大森式地震計やドイツ製の1tもあるウィーヘルト地震計、最新の手のひらサイズの満点地震計など歴代の地震計がずらり。見学した生徒たちの印象が強かったのは、ウィーヘルト地震計が多かったです。
強行軍の2日間でしたが、生徒たちは多くのことを学びました。
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炊き出し訓練
5月15日(水)、午後から全校生徒・全教員で家庭にあった食材を持ち寄っての炊き出し訓練を行いました。ある組は、学校にある半分に切ったドラム缶を使い、スミの火おこしに挑戦。四苦八苦しながらも、なんとか自分たちで火をおこしBBQを楽しみました。いざという時に備えて、あるもので何とかするという意識を持って、全員で取り組み、楽しみながら防災意識を高めました。
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保小中高合同避難訓練
5月15日(水)、南海トラフ地震を想定した保小中高合同避難訓練を行いました。
9時45分に地震発生、48分に津波警報発令という設定で、高台にある錦野児童公園への避難を開始。約12分後に全員の避難が完了しました。
消防所の方からの講評後、本校の生徒会がリードして、小中高生の混合グループで災害時に必要なものを考えるクイズを行い、知識の共有と交流を行いました。
防災教育チャレンジプラン 防災教育優秀賞 受賞
本校は本年度、内閣府主催の「防災教育チャレンジプラン」に採択され、取り組みを展開してきました。2月23日に東京で行われた活動成果報告会で、「大方高校オリジナルHUG」作成を中心とした本校の活動について報告を行い、「防災教育優秀賞」を受賞しました。
審査委員からは「オリジナルHUGの作成と実践を通じて、生徒自ら考え行動に移せている点」「オリジナルHUG作成に地域住民を巻き込んで取り組んでいる点」などが評価されました。
来年度も継続が決定しており、これからも地域の方々と、防災活動の充実に向け取り組んでいきたいと考えています
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防災ロングホームで小学生と避難所運営ゲーム
2月20日のLHは、防災LHとして「大方高校オリジナルHUG」を実践しました。
オリジナルHUGは、本校2年生を中心に作成した避難所運営ゲームです。昨年11月には、全校生徒と地域の方々とでオリジナルHUGを実践し、多くの学びを得ることができました。
今回1年生は初めて、自分たちだけでHUGを行いました。先輩たちがいないぶん、これまでよりも積極的に意見を出す、1年生の頼もしい姿が見られました。
2年生は入野小学校の6年生と一緒に実践しました。小学生からは「最初は難しかったけどだんだん楽しくなった」「またやってみたい」という感想をいただきました。高校2年生からは「小学生が一生懸命考えて意見を出してくれたから、こちらも真剣に考えることができた」という意見が聞かれました。高校生にとっても、小学生の素直な意見はとても良い勉強になりました。これからも、地域で一緒に学び、防災活動をしていきたいと考えています。
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冬の防災植物を知ろう
1月11日 9月に続き、日本防災植物協会 事務局長 斉藤香織さんをお招きし、防災植物教室を
行いました。
今回は冬の植物がテーマで、食べられる植物や食べられない植物、七草について学び、その後、七草粥を調理して試食しました。
くわしくはレポート(PDF)をご覧ください
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高知県高校生津波サミット
12月15日(土)「高知県高校生津波サミット」が高知市で開催されました。
本校は、今年度取り組んだ「オリジナルHUG」の作成や、避難所運営訓練、家庭にある食材を持ち寄っての炊き出し訓練などの成果について発表しました。
他校の生徒からは「大方高校の活動を取り入れたい」という意見をいただきました。特に「オリジナルHUG」は尾崎知事が大変興味を持たれ、その後の知事の挨拶にも取り上げていただき、生徒たちも喜んでいました。
県内で同じように防災の取組をしている高校生との交流は、本校の生徒にとってたいへん良い刺激となりました。また、これからの取組の参考となる情報も得ることができ、有意義な会となりました。
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炊き出し訓練
11月13日(火)に、入野の浜からの避難訓練の後、全校生徒・教職員で炊き出し訓練を行いました。お昼ご飯確保のためにカレーは準備しましたが、あとは、基本的に家庭にあった食材を持ち寄って調理しました。学校にある半分に切ったドラム缶や即席のかまどを用いてバーベキューをする班や、持ち寄った食材で鍋料理をする班、竹筒でご飯を炊く班など、各班工夫して取り組んでいました。持ち寄ったため野菜ばかりのバーベキューとなる班もありましたが、楽しく過ごせました。その後、実際に被災した時の事を考えて振り返りを行い、防災意識を高めることができました。
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入野の浜からの避難訓練
11月13日に、黒潮町の入野の浜から学校までの避難訓練を行いました。
浜の清掃ボランティア活動のクリエコ活動の終了後に、緊急地震速報と大津波警報を流し一路学校を目指して、生徒と教職員が避難訓練を行いました。
無事避難できたとする設定時間は15分間。生徒の足であればほぼ逃げ切ることができる設定でしたが、発災時は家や塀が倒れ防風林の松も多くが倒れている可能性があり、教員からは設定時間内で逃げ切れるのか?といった声も聞かれました。
生徒の中には、京都大学の矢守研究室が開発した「逃げトレアプリ」を活用して、津波到達時間と自分の場所を確認しながら逃げている生徒もいました。
この日は設定時間内に全員が逃げ切ることができ、犠牲者0を達成しました。
発災時には、想定外の事が起こるので、そのことを念頭に今後も訓練を充実させていきます。
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地域の皆さんとオリジナルHUG体験(避難所運営訓練)
11月10日(土)に、黒潮町役場の職員さんや地域の方々に参加していただき、本校生徒と合同で、本校の生徒が作成した「大方高校オリジナルHUG」を使用し避難所運営訓練を行いました。
これまでもHUGをやってきましたが一部の生徒だけが体験したという状況でした。そこで今回は、全校生徒が参加しての取組としました。
HUGの中にはイベントカードを含めていて、そのカードが出てきたら指示された内容を実際に行わなければならないという設定にしていました。イベントカードが出てくると、生徒たちは指示に従って仮設トイレを設営(ダンボールで作ったもの)したり、車いすを運んできたり、防寒シートを用意したりと積極的に動いていました。
参加して下さった皆さんからは、実際の場面でスムーズに動くことができるよう、定期的にHUGを行うことで対応力を身に付けてもらいたいという助言をいただきました。
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多賀城高校と防災Web会議
11月9日に、地域学選択生徒が宮城県多賀城高等学校の生徒さんと、避難所における課題等についてWeb会議を行いました。
本年9月に、多賀城高校から2名の生徒さんが来校して下さり、本校の生徒が地域の方々のデータに基づいて作成した「大方高校オリジナルHUG」や活用の状況等について説明し、多賀城高校の生徒さんからの質問にお答えするという交流を行っていました。
本校の生徒たちから、避難所ではどのようなことが課題となるのかについて質問させていただいていたので、今回は、避難所での生活を体験した多賀城高校の生徒さんや、避難所の運営に関わった市役所の職員の方々に聞き取りをしてくださった生徒さんから、聞き取った内容について報告していただきました。
質疑応答をする中で、本校の生徒たちに新たな疑問が芽生え質問をさせていただいたため、再度Web会議を行い、内容を深めていくこととなりました。
初めての試みでしたが、次につながる学びを得ることができ、とても有意義な機会となりました。
「防災植物」を採取し調理実習
2年生ライフセービングの授業を使い、日本防災植物協会事務局長 斉藤香織さんをお迎えして「防災植物」について学習しました。防災植物とは、身近に自生している調理や加工処理をすれば食べられる山野草のことで、災害時の非常食になります。現在、約40種類が登録されているそうです。
生徒たちは、学校の敷地内を散策しながら斎藤さんの説明を聞き植物を採取。調理室で調理し試食しました。
詳しくはレポート(PDF)をご覧ください
大方高校の取組について、嶋原さんが紹介を行いました。
その後、オリジナルHUGについての説明を、矢野さん・山戸さん・畑中君が行いました。
宮城県から多賀城高校生が来校し防災交流!!
9月3日に、宮城県多賀城高等学校から、生徒会で活動している2年生の菅原睦未さん・笹 千夏さん、顧問の今泉晃広先生が本校に来校されました。多賀城高校は、東日本大震災の時に津波に襲われた多賀城市にあり、日本で二番目に設置された「災害科学科」という防災に関する学科を設置しています。
本校とは、昨年度の防災講演会で、学校長の佐々木先生に講師としておいでいただいたことを契機として、学校訪問や被災地訪問等を通した交流を行っています。
今回は、本校の防災活動や学校の取組、黒潮町の防災対策等について学ぶことと併せて、生徒間の交流のために訪問してくださいました。前日は「世界津波サミット」が開催された会場周辺の記念植樹や大会記念碑、町地区の津波避難タワー、(有)ジーンズ工房大方、入野海岸の散策等に職員が案内しました。
3日に行われた生徒交流では、本校の2年生が地域の方の協力を得ながら作成している「大方高校オリジナルHUG」の取組や、防災に関する学校行事、学校設定科目における「地域学」での防災学習等について紹介しました。その後、被災体験のある菅原さん、笹さんから、避難所での様子や課題と感じたことやオリジナルHUGへの意見等をいただきました。また、今泉先生からも、当時のお話などをお聞きし、今後の学習に生かせるたくさんの情報を得ることができ、有意義な時間となりました。
オリジナルHUGについての改善点を確認するとともに、避難所での出来事や課題と感じたことなどについて紹介していただきました。
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被災地訪問:宮城県(昼間部・全日制)
8月24日~26日、県内の高校生と共に、2年生の嶋原さん(中村中出身)と小島さん(東中出身)が、被災地訪問で宮城県に行きました。東日本大震災の時、津波に襲われた荒浜小学校や閖上(ゆりあげ)地区を見学し、被災した方に直接お話を聞かせていただきました。
訪問した生徒たちは、「すべて流されて何もなくなった広い土地に実際に立つと、自然の力の大きさに、人間の無力感を痛感させる。」と漏らしていました。
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防災講演会(昼間部・全日制)
7月4日(水)に、日本で初めて防災学科を設置した兵庫県の舞子高校の元教諭で、防災学習アドバイザーの諏訪清二先生による講演が行われました。東日本大震災で被災された方々の生の声や当時の避難所の様子、大災害から立ち上がった人々の活動などについて話してくださいました。生徒からは、「今日習ったことはこれから、大方高校の生徒が向き合わなければならないこと、だから今日学んだことを防災教育に生かしていきたい。」などの決意が表明されました。
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保小中高合同避難訓練(昼間部・全日制)
5月16日(水)南海トラフ地震を想定した保小中高合同避難訓練を行いました。
9時45分に地震発生、同47分に大津波警報発令という設定で、高台にある錦野児童公園への避難を開始。10分後に全員の避難が完了しました。
中学生と高校生は保育園児の避難介助も行い、生徒からは
「バギーのタイヤが引っかかって逃げにくい箇所があった」
「もっと園児に声をかけて励ませられるようになりたい」
などの声が聞かれました。