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TEL. 0889-42-1741

〒785-0011 高知県須崎市東糺町2番9号

研究/取り組みRESEARCH & MEASURE

学びの共同体

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現在、本校の子どもたちはチャイムが鳴ると教室に入り静かに授業に向かいます。教室を飛び出す子どもはほとんどいません。しかし、数年前には、こうした子どもたちが8人もいた事実がありました。
「この事実を何とかしたい!」という、その当時の教職員の切なる思いが、本校での「学びの共同体」の理論と手法を用いた授業改善へと繋がっていきました。
 当初は研究テーマを「聴く子ども・話す子どもの育成」とし、まずは、「聴く」「話す」の研究・実践に取り組みました。その結果、教師が変わり、子どもが変わり、さらに学力も向上していきました。現在、多くの子どもたちは、互いの良さを認め、学び合えるようになり、全体として落ち着いた学習ができるようになっています。このように須崎小学校を変容させていったのは、全教職員が「チーム須小」を合言葉に一丸となり、子どもに、そして授業に向かい合ってきたからだと捉えています。こうした姿勢は、今現在も須崎小学校の根底に流れています。
 しかしながら、ある一定の成果を上げることはできたものの、子どもたちに本当に「聴く力」「話す力」を付けることができたのでしょうか…。相手の話を聴き、そこに響き合っていく子どもとなっているのか。学びの中で教師と子ども、そして子ども同士がつながっているのか。互いに学び合う子どもたちとなっているのかと自問するまでもなく、やはり残された課題がはっきり見えてきます。
 「聴く・話す」においては、児童の個人差が大きいこと。「言いたい」が先に立ち、人の話が聴けない子どもたちや話すことに尻込みしがちな子どもたちも少なからずいます。まだまだ「つながる」ことが難しい子どもたちです。また、教師の「聴く・つなぐ・もどす」といった技法の習得も難しく、一朝一夕では身につきにくいが故に中途半端に終わっている面があります。教員の入れ替わりにより、学びの共同体の手法を用いた経験年数に差が出てくること等々の課題もあります。
 しかしながら、これらの課題を克服するための取り組みを継続していかなければ、これまで少しずつ改善を遂げてきた須崎小学校の姿を数年前に戻してしまうことになりかねません。新しいメンバーも加えた教職員が同じ方向性を持ってチーム須崎小学校として取り組むことを抜きにしては、子どもたちの望ましい変容は期待できないと考ました。 そこで、本年度はこれまでの実践を確認・継続しつつ、「学びの共同体」を基盤に据えた授業づくりをさらに進めるべく、上記研究テーマを設定し取り組むこととしました。

研究組織

授業研究部
・授業づくりの研究、推進 ・読書活動の推進 ・授業研究の計画及び実施
・指導案作成、事前研修、事後研修の実施 ・学力検査等の分析、学力向上に
 向けた取り組み  等
人権教育部
・人権教育、道徳教育の推進 ・人権総合学習の計画推進
・児童支援の充実(各種アンケートの実施、支援シート作成、事例研究等)
・「わかったタイム」の計画及び実施 ・特別支援教育、校内支援会議 等
生活指導研究部
・児童会、委員会、クラブ活動の推進 ・環境美化(縦割り班掃除)
・生活指導及び生徒指導 ・家庭学習の充実(家庭学習の手引き等)
研究の概要
須崎小学校の研究概要です。(PDFファイル)
運営機構図
須崎小学校の運営機構図(組織図)です。(PDFファイル)

バナースペース

須崎市立須崎小学校

〒785-0011
高知県須崎市東糺町2番9号

TEL 0889-42-1741
FAX 0889-42-1743
E-mail susaki-e@kochinet.ed.jp