土佐町人権尊重宣言
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」「人は、理性と良心とを授けられており、互いに同じ人間であるという精神を持って行動しなければならない。」世界人権宣言にうたわれているこの理念は、人類普遍の原理であり、日本国憲法においても、法の下の平等及び基本的人権の保障について定められている。
基本的人権は、人が人として生きるために最も必要な条件である。半世紀を超えて多くの人々の願いとたゆまない運動が、人権獲得のために注がれてきたが、現在もなお多くの偏見や差別に基づく人権侵害の現実があることに、我々は心を痛めるのである。
人権の無視、差別は、ときには尊い人命をもたやすく奪う凶器であり、断じて許すことの出来ない非人道的行為であるという自覚をし、自己の差別性を乗り越え、一切の差別を許さないという強い信念を持たなければならない。
我々は、過去において目の前の差別を見過ごしてきた過ちを素直に認め、この過ちを二度と繰り返さない断固たる決意を持ち、基本的人権の確立をめざさなければならない。
日本国憲法に定められた基本的人権を正しく理解するとともに「高知県人権尊重の社会づくり条例」を遵守し、人間愛に満ちた信頼と友情の絆をわが町の基盤としよう。
我々は基本的人権が確立された土佐町を実現するため、たゆまぬ努力と研さんを行うことをここに宣言する。
平成12年 4月 土 佐 町