日 本 刀 銘 備 前 國 住長 船 与 三 左 衛 門 尉 祐 定 作 / 天 文 三 年 二月 吉 日
にほんとう めい びぜんのくにじゅうおさふねよぞうざえもんじょうすけさださく / てんぶんさんねんにがつきちじつ 高知県保護有形文化財 (美術工芸品 −工芸品− ) 指定年月日 : 昭和55年 5月13日 高知県高知市 ・ (個人) 長さ66.2cm、反り1.5cm。 日本刀の美の表現と技術の伝統と繁栄を守ってきた備前(岡山)の刀工の中で、この室町時代後期の与三左衛 門尉祐定は第一人者であるといわれる。 この刀は、製作当時(天文3年・1534)の姿形を損じておらず、研ぎ減り等による刃文の衰退も見られず、比較的 健体である。