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日本刀 銘 於東武土州住左行秀造之 / 慶応三年二月吉日


 
    にほんとう めい とうぶにおいてとしゅうじゅうさのゆきひでこれをつくる / けいおうさんねんにがつきちじつ

 

   高知県保護有形文化財 (美術工芸品 −工芸品− )     指定年月日 : 昭和42年 9月 5日



   高知県香南市  ・  (個人)
         


   刃の長さ74.5cm、反り1.3cm。
   鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いほりむね)、反りは浅く、地肌は板目で、刃文(はもん)は互(ぐ)の目乱れで、沸(にえ)よくつき、
  匂(におい)は幅広く、匂足(においあし)も盛んに入っている。
   風姿(ふうし)は雄渾(ゆうこん)、華麗であり、行秀(ゆきひで)の特色を遺憾(いかん) なく発揮した傑作である。