とさのかぐら (つのやまかぐら) 重要無形民俗文化財 指定年月日 : 昭和55年 1月28日 【 昭和52年 3月29日 : 高知県保護無形民俗文化財 】 高知県高岡郡津野町 北川河内五社神社 他 ・ 津野山古式神楽保存会 国指定土佐の神楽のひとつ。 藩政期には、現在の梼原町と津野町の一部の地域を合わせて津野山郷と称し、1つの行政区で、梼原掛橋家を 中心に1つの神楽組があり、津野山神楽として郷内の秋祭りに奉納巡行していた。 昭和23年梼原町保存会が結成されたことにより、東津野村保存会も結成されて以来、津野山神楽は2つの神楽 組に分立し、東津野村(現:津野町)では津野山古式神楽とも称している。 宮入り、身潔(みそぎ)、神楽由来、幣舞、手草、天の岩戸、悪魔祓、花米、二天、山探し、弓舞、鬼神退治、猿田彦、 長刀、妙見、四天の演目がある。 梼原神楽とは多少舞所作に差異が見られる。 11月15日河内五社神社(北川地区)、16日三嶋神社(高野地区)、19日諏訪神社(芳生野地区)にて奉納。