戻る

 

 
室 戸 市 佐 喜 浜 八 幡 宮 古 式 行 事



   むろとしさきはまはちまんぐうこしきぎょうじ



   高知県保護無形民俗文化財    指定年月日 昭和59年 3月16日



   高知県室戸市佐喜浜町  ・  佐喜浜八幡宮古式行事保存会



   毎年10月、体育の日の前日の日曜日に催される佐喜浜八幡宮秋祭りを総じて、佐喜浜八幡宮古式行事と称す
  る。 宵宮、神幸、獅子舞、俄か芝居を骨格とする。
   祭り前夜の宵宮では、お舟と称する台車が船唄に引かれて町中から神社へと向かう。
   祭り当日の神幸では、裃(かみしも)姿、白張姿の供人が熊毛、鳥毛、立傘、天狗面、神饌(しんせん)などの順で列を
  なす。 世襲制の社人のほかに助一御前、小神子(こみこ)という役がある。
   獅子舞は、神幸出立に先立って団平という唄を歌ったあと、社殿前、参道、旅所などで演じられる。テガイ子はな
  く、2人立ちの獅子が見事な姿態を演じる。
   俄か芝居は、脚本、役者、衣装も一夜のうちに決めてしまうもので社会風刺を織り込んだ即興劇は全国的にも注
  目される。参道両脇に設けられた桟敷も、祭りを賑々しくしている。 



〔 佐喜浜にわか 〕 紹介ページ へ