あきばまつり 高知県保護無形民俗文化財 指定年月日 : 昭和37年 1月26日 高知県吾川郡仁淀川町別枝(べっし) 秋葉神社 ・ 秋葉神社祭礼練り保存会 2月9日から3日間に及ぶ秋葉神社の春祭り。 9日、本社から岩屋神社へと神幸が出立する。 岩屋神社は、文治元年(1185)静岡県秋葉神社から最初に勧請 したところで、10日深夜には御神体は旧関所番市川家に遷座される。 11日早朝、岩屋神社を出立した神輿は、 市川家で御神体を迎え入れて、本社へと約4kmの還御の途につく。 この還御の儀が“秋葉の練り”として知られている。 鼻高、幟、台笠、鉦、太鼓など40数人を1組として、3組の供人がお供をするが、中でも約7mの鳥毛を立てたまま 投げ渡す鳥毛投げは圧巻であり、少年の演じる太刀踊りも情趣あふれるものである。 道中法泉寺、旧庄屋中越 家にも立ち寄りながら、秋葉神社に御神体が奉納される。 道化役の油売りが面白さを誘うなど見事な祭りである。 (平成5年までは旧暦の1月16日〜18日に行われていた)