うずらちゃぼ 国指定 天然記念物 指定年月日 : 昭和12年 6月15日 地域を定めず指定 (高知県が主な生息地) 高知県が原産で、小地鶏から突然変異により尾骨を欠く奇形的変種が生じ、これを基にして淘汰(とうた)改良を加 えてできたといわれる。 尾骨がないので尾羽がなく、その形状が鶉(うずら)に似ているため、この名称(鶉尾(うずらお)ともいう)ができた。 尾羽がないかわりに蓑羽(みのげ)がよく発達して尾部にふさふさとつき、前後の均衡を保っている。 冠(かぶと)は1枚冠、耳たぶは白、足は黄色で長さは中位である。 羽色は、赤笹及び白色のものが最も多い。 この種は、尾羽をもたないためか上半身をまっすぐに持ちあげ、いかにも姿勢がよく、光沢のある美羽に覆われ て矮鶏(ちゃぼ)中で最も可愛らしい。