戻る

 

 
見 残 湾 の 造 礁 サ ン ゴ



   みのこしわんのぞうしょうさんご



   高知県天然記念物       指定年月日 : 昭和39年 6月12日


 
   高知県土佐清水市三崎  ・  土佐清水市
         


   渭南(いなん)海岸中、竜串の見残湾は暖流黒潮に洗われ、1月の平均表面水温が16.9℃であるので、有数の造礁
  サンゴの生育地である。
   即ち、テーブルサンゴ、スリバチサンゴ、シコロサンゴなどが高密度に生育しており、これらの間にはソラスズメダ
  イ、ベラなど多種多様の魚族が遊泳しており、海中景観としても非常にすぐれ、学術的にも高く評価されている。
   指定範囲は、土佐清水市爪白(つまじろ)字水谷(旧:下川口町と旧:三崎町との境界)から見残の先端を見通した線
  以東の湾内一円である。
   湾内巡航のグラスボートまたは海中展望塔で容易に見学できる。