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大  藪  の  ひ  が  ん  桜



   おおやぶのひがんざくら

 

   高知県天然記念物      指定年月日 : 昭和28年 1月29日



   高知県吾川郡仁淀川町桜  ・  仁淀川町と桜地区
         


   仁淀川町桜にある樹高約30m、胸高周囲約6m、樹齢約500年と推定されているヒガンザクラ(エドヒガン、ウバヒ
  ガン、アズマヒガン)の古木で、花の萼筒下部がふくらむため、「ヒョウタン桜」と呼ばれている。
   かつては、枝が四方に広がり、花盛りにはすばらしい景観を示していたそうであるが、近年台風のため一部枝が
  折損した。 しかし、花季の素晴らしさはあまり損なわれておらず、多くの人々が訪れている。
   また、地元では、天然記念物指定当時の集落名「大藪」を、昭和33年に「桜」と改め、地域ぐるみでこの名木の保
  護と活用にあたっている。