ちょうじゃのおおいちょう 高知県天然記念物 指定年月日 : 昭和28年 1月29日 高知県吾川郡仁淀川町長者 (ちょうじゃ) ・ 仁淀川町 旧仁淀村史によれば、長者のイチョウは、もとは3本立ちで樹高40m のみごとな大公孫樹(いちょう)であった。 文化13年(1816)に十王堂改築の際、庄屋高橋嘉太平が3幹のうち1幹を、改築用材に切った。 その後大正2年 (1913)12月、不慮の災害にあい、続いて大正4年(1915)9月、台風により地上11mの所から樹幹が折れるなど、相 次ぐ被害を被ったが、不思議にも樹勢はますます旺盛で、特に秋の黄葉はすばらしい。 現在、根元の周り11.6m、目通りの所で10.8m、樹高約15m、推定樹齢1200年である。