ひだかむらのきんめいもうそうちく 高知県天然記念物 指定年月日 : 昭和37年 1月26日 高知県高岡郡日高村本郷 ・ 日高村 日高村本郷のモウソウチク林の中に、キンメイチクのような黄色の縦縞が入ったモウソウチクが生育している。 大正時代の末期ごろ見つかったもので、当時の竹林の所有者橋詰直昌氏によると、竹やぶの中で1本だけ色変 わりの竹があることに気づいたとのことである。 昭和16年(1941)、当時の東京大学教授中井猛之進博士が来県した際調査し、「金明孟宗竹(きんめいもうそうちく)」と 命名して発表した。 昭和37年(1962)、県の天然記念物指定後は、この竹の子はいっさいとらないで保護しており、現在10数本生育し ている。