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猿田石灰洞 ≪村指定文化財≫
1858(安政5)年、付近の農民・虎之丞によって発見された、
全長約1420mの石灰洞。
[岩窟往来略図]及び[岩窟往来略図言]が印刷され、これを
売って大きな利益を得た者がいたと云われています。
また、開口当時は見物人で賑わい、入口付近には売店が並
んでいました。
忍者・日下茂平の修行の地としての伝承も残っています。
1960(昭和35)年に村文化財に指定され、洞内の探勝ができ
るよう整備されています。洞内は鍾乳石や石筍の状態のいい
ものは少ないですが、人の手をあまり加えていないため自然
のままの地形が残り、探勝はスリル満点です。
また、洞口付近は涼しいため、周辺住民のコミュニティの場に
なっています。
洞内からは、2万年前に棲息した有蹄類の一種「赤鹿」の骨
などが発見されており、コウモリやカマドウマなどが生息して
います。
※入洞時の注意
入洞前に必ず日高村教育委員会で入洞許可を得てください。
TEL:0889-24-5115 (休日は宿直が対応します)
・入洞前と後には必ず上記の連絡先に連絡すること。
(携帯電話等を所持してください。)
・ひとりでの入洞は禁止(必ず2名以上で)。
・ヘルメットと手袋(軍手など)を着用すること。
・懐中電灯を持参すること。
・滑りにくい靴、動きやすく汚れても構わない服装で。
・洞内の破損や生物の捕獲は絶対にしないこと。
・洞内は危険箇所が多いため、よく注意し冒険をしないこと。
・車は猿田洞近くの産業資料館の駐車場に停めること。
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