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金明孟宗竹 ≪県指定天然記念物≫
当時の竹林の所有者の話では、大正末期頃竹藪の中に1
本だけ色の変わった竹があることに気づき、そのことをはじめ
て役場の人に話したそうです。
その後、1941(昭和16)年に東京大学教授中井猛之進博士
が来県され調査し、[金明孟宗竹]と命名し、学会へ発表しま
した。第二次大戦中の為しばらくそのままになっていました
が、戦後運動会のマスト登り用に伐ってきた孟宗竹の中から
当時の日下小校長により再発見され、1962(昭和37)年に県
の天然記念物指定に至りました。
指定後は、この筍はいっさい採らないように保護しており、現
在10数本生育しています。
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