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沖名の花採太刀踊 ≪県指定無形民族文化財≫
伝承では、1329(嘉暦3)年に土岐城主・別府彦九郎が八幡
宮の神前に[武運長久]を祈願して奉納したことに始まり、
その後天文年間(1532~55)に悪病が流行した際に住民にも
これを踊らせたと云われています。
踊り子は青年男子で、八幡宮の紋(丸に八の紋所)を染め抜
いた黒の紋付、縞の袴、紅白のたすき掛け、手甲、脚絆に白
鉢巻きの服装です。紅白二列に相対し、先頭は小太鼓打ちと
鉦たたきです。
他の踊り子は太刀とシデで踊り、入れ葉・シノギ・鎌倉山・清
盛・忠臣蔵等の12通りがあり、それぞれに歌があります。
毎年10月15日に沖名城八幡宮にて、地域住民が主となって
行われています。
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