川登小、利岡小、大用小、蕨岡小の3・4年生が、市観光課と学習館主催の水辺の楽校に参加しました。
天気が良ければ、午前中は佐田の沈下橋で水生生物の観察や川漁体験、エビ筒体験などを行ない、午後はトンボ自然公園で生き物探しゲームなどを行う予定でしたが、残念ながら昨日からの雨で、全てを学遊館の中で室内での学習やゲームになりました。
はじめは、植物の話です。ヒメジョオンや、どくだみなど興味深い話を聞くことができました。
左の植物は、中庭にあった田字草、高知県でも川登り周辺にしかないそうです。
次に、名前当てゲームや生き物すくいゲームをしました。
植物当てゲームは、レベル1からレベル5まであって、レベル一の生き物はメダカとかやまもも、ホテイアオイ、ドジョウなど5種類がありました。これは、見たこともあり、図鑑で確認する程度です。
ところが、レベル2や、レベル3になると少し難しくなり、レベル5はもうちんぷんかんぷん、図鑑とにらめっこです。
「これやない?」
「けどこの葉っぱは違うで、これやろう~」といった具合です。
その合間には、生き物すくいゲームがありました。こちらは1人が「ポイ」1本をもらい、生き物をすくいます。生き物にも、難易度によってポイントが違いメダカなら2点、ザリガニ1点、ドジョウは5点といった具合です。「ポイ」が破れるか、3分経過で終わりです。「ポイ」が殆ど敗れても、根性ですくっている人もいましたね。
そして、結果は最後に発表です。
学遊館の中も自由に見学させていただきました。
学遊館のおさかな館には、四万十川の主「アカメ」もたくさん泳いでいました。ここには300種類ぐらいの魚類がいるそうです。
川漁師さんのお話もありました。投網漁や、ころばし漁、はえなわ漁などお話とDVDでわかりやすく教えてくれました。
ヤマト手長エビと、ミナミ手長エビの違いも教えてくれました。
午後は、「私は誰」ゲーム。ヒントを書いた紙をたよりに学遊館の中にある魚や、昆虫などの名前を正確に当てます。
こちらもレベル1からレベル5まであって、子どもたちは、時間が早い方が勝ちということで、館内を大急ぎで探していました。(少しくらい走っても可)ということで、ほぼ校庭状態だった人もいます。
ともあれ、さいごにはまとめと表彰式です。川登小学校も2チームが賞に入り、シールなどをいただきました。また、賞に入らなかった人にも努力賞をいただきました。
外で、実際にエビを取ったりの体験活動ができなかったのは残念でしたが、1日本当に楽しみながら学習できたのではないかと思います。
お世話になった皆さん。ありがとうございました。