学校経営方針と教育目標
 
 教育基本法の理念を基底として、高知県教育委員会の重点施策、並びに
黒潮町教育委員会の基本方針により、本校の児童、地域の実態に即応しな
がら本校教育の振興に努めるため、次の教育方針を定める。
 
1.基本方針
 教育の基本は、信頼と感謝に裏打ちされた人間関係により達成される。
そのためには、他人の立場がわかる豊かな心と、たくましく生きる自己確
立の精神に立脚した基礎的・基本的な学習内容の充実を図り、地域社会の
文化伝統に寄与するとともに、国際理解を深め、社会の変化に自ら対応で
きる人格の育成を目指して、次の四つの経営方針を定める。
 
2.学校経営方針
 @ 人間尊重の精神に基づき、一人ひとりの児童の心とふれあいを深
   め、ゆとりと充実した学校生活の実現を図る。
 A 基礎学力を高め、心身の健康を増進し、創造性豊かな児童を育てる。
 B 家庭や地域との連携を深め、生活指導、道徳教育の充実を図る。
 C 教職員一人ひとりの個性を大切にしながら、校内研究を通して互い
   に認め合い、学び合い、高め合う職場づくりに努める。
 
3.学校教育目標
 
  「確かな学力」と「生きる力」を身につけ、
            生き生きと躍動する拳の子どもの育成
       
4.本年度の重点目標
 
  「確かな学力をもつ子どもを育てる。」 
    ※コミュニティ・スクール研究指定(2年間:文部科学省)
   ※「読み・書き・計算」の基礎基本の確実な定着
   ※「どの子も教科書が淀みなく読める力を」 → 音読カード
   ※計算タイム【月と金】1校時の10分、【火〜木】10〜15分
   ※漢字タイム【月〜金】10分 → 継続・見直し
   ※音読集会→発表朝会:凛とした声の響き:暗唱、群読、朗読
 
5.めざす児童像   ※@ACを本年度の重点課題とした取り組み。
 @ 確かな学力をもつ子ども
 A 相手の思いがわかる子ども
 B ねばり強く、最後までやりぬく子ども
 C 自ら考え、行動できる子ども
 D 健康で生命を大切にする子ども
 
6.目指す教師像
 @ 子どもをよく知り、個々の力を伸ばせる教師
 A 教師としての責任を自覚し、絶えず努力する教師
 B 子どもとともに自ら変わろうとする教師
 
 
 
      学校教育目標達成の具体策
 
(1)人権教育
 ・教育課程の全領域を通して、各学年のねらいに即した授業実践を行う
 ・常時指導を行う中で、自分や友達を大切にするとともに相手の気持ち
   を理解し、差別を許さない思いやりのある心情や行動力を育てる。
    ※年間計画の確認 → 保護者への啓発【講演会】
 
(2)各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間
 ア 各教科
  ・「わかる」「できる」「楽しい」授業実践を通し、友達の思いがわかり
   支え合い、練り合う子どもを育てるための授業の研究や研修に努める。
 
 イ 道徳教育
  ・友達や自分を大切にする心情や生き方に立った道徳的実践力を育てる。
    ※Q−U、エンカウンター:児童理解、仲間づくり、学級づくり
 
 ウ 特別活動
  ・生活の中から課題を見つけ、本音で語り合う中でよりよい人間関係、
   学級、学校をつくろうとする自覚を高め、実践力を育てることを中心
   に指導する。 








 
 ◆人と人とのふれあいを大切にする教育の創造【共生・共存】
  ※上級生と下級生のあたたかいふれあいづくり→縦割り班活動
   (やさしさ、思いやり、自主性、責任感、自覚)
  ※上級生(リーダー)を育てる → 上級生の良さに学ぶ、褒める
  ※掃除は常時指導の場。その場で→全体の場→皆が認め合う
  ※主体的に活動できる場の設定。役割、役目の設定。
 ◆児童会活動の活性化【委員会活動・縦割り班活動】
 ◆学校行事の工夫
 ◆全員で一人ひとりの児童を育てる学校づくり
 
 エ 総合的な学習の時間   ※地域の教材化、地域の人材活用
  ・自ら学び考える力などの「生きる力」を育むために、友達や教師、家族、
   地域の人たちなど生活の中でふれあう人々から優しさや思いやり、
   人として生きていくうえで大切なことを学び取り、知・徳・体のバランスの 
   とれた、たくましさを身につけた子どもを育てる。
 
(3)その他の活動
  ・児童朝会:生活(月)・学級・基礎学力タイム(火〜木)
  ・発表朝会(金)を通して、表現力・発表力を育てる。
 
(4)健康教育
  ・他人を思いやり、自他の生命を尊重するすこやかな精神と身体の育成
   を目指した保健指導、保健学習の充実を図る。
  ・給食指導の充実に努める。 ※食の教育
  ・安全指導を通して事故防止に努める。
  ・防災、防犯教育等を通して自分の命は自分で守る意識の徹底を図る。
    ※防犯教室、起震車体験等
 
(5)生活指導
  ・目標をもった日々の生活指導を通して、友達や自分を大切にし、友達
   の気持ちがわかり、行動できる子どもを育てる。
     
(6)進路保障
  ・子どもの個性、能力、発達に応じた指導を充実させ、子どもの夢や希
   望がかなえられるような土台づくりに努める。
 
(7)家庭との連携    ※学校を開く・・・・ 学校評価と説明責任
  ・家庭訪問、学校・学級通信などを通して理解を深める。
  ・開かれた学校づくり推進委員会や家族腕まくりなどの活動も含めて、
   保護者や地域との連携を密にし、地域の信頼に応える学校を創る。
  ・ホームページの開設により学校から地域に情報発信をしていく。
  ・登下校時の安全確保【 声かけ、挨拶運動・交通安全運動 】